「帰る児を見遣り水遣り香る夏」の批評
回答者 なお
アボカドさん、こんにちは。初めまして。御句の、感想と提案句を置かせていただきます。
御句、情景はつかめます(間違っているかもしれませんが、情景はつかめます。帰っていく子の後ろ姿を見つめながら、水をやった夏の日。ということですね。
私は、帰る/見遣り/水遣り/香る、と、なんだか句が忙しいなと思いました。見遣りと水遣りは似た音をあえて隣どうしに置いているのですか?私にはわかりにくく感じました。
また、季語の件は、似たような夏の季語「水撒き」とか「水を打つ」というのは涼を求めての散水であって、植物の育成のための「水遣り」は季語ではないようです。
私の提案句ですが、
・帰る児の小さき背中や水を打つ
私は見送りの句だと思いましたが、これから帰ってくるお子さんを待っているのであれば、句は違ってきます。
点数: 1
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上手く纏まらないことと、夏の部分を他の物に変えても行けそうなこと。
初めは夏を土に変えていたのですが、水遣りが夏の季語ですが分かりづらく季語として弱いと感じたのと、土にすると「土匂う」だと春の季語らしく、香る土も春に分類される懸念があったからなのですが、土でも大丈夫でしょうか。