「面影を追つた寝覚めに秋時雨」の批評
回答者 なお
六花さん、こんにちは。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。
御句、光景は浮かびます。思いを寄せている人の夢から覚めたら秋の時雨が降っていた、ということですよね。こういう時は、続きを見たいですよねー。
六花さんは兼題の「秋時雨」で詠もうとなさって、この句ができたとのことですが、私としてはこの季語は合わないのではと思いました。
秋時雨とは、比較的短時間で止むものかと思います。この句では、面影から寝覚めてみたらたまたま短時間の雨が降っているところだった、となります。しかしこの状況には「いつ降り始めたともわからずいつ止むともわからないような雨」が似合うと思ったのです。
他の方々がおっしゃっている点は私も大いに気になりますが、私は今は、この季語の点にだけ絞って提案句を置かせていただきます。
・面影を追ひし寝覚めに秋の雨
点数: 1
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
お題に沿った句を考えていたところ、思いついたので投句します。
白百合の句を添削して下さった方々、ありがとうございました。俳句のはの字も知らないような状態で句を詠んでみたのですが、大変参考になりました。実力不足のため添削に伺い難く、僭越ながらこの場で御礼申し上げます。