俳句添削道場(投句と批評)

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栗飯や粒を数えて競う癖

作者 小西晴菜  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

子どものころ、栗ご飯がとても楽しみでした。
きょうだい三人で、特に意味はないのですが「栗、いくつ入ってた?」「私の方が多い、ラッキー」とか「お姉ちゃんの方が多い、ずるーい」とか言い合っていました。
そのせいか、今でも何となく、食べながら「今、3つだったな」などと思います。

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「栗飯や粒を数えて競う癖」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。小西晴菜様、いつもお世話になってます。
御句、栗ご飯は、栗の存在感が大きいので、やはり数が気になりますよね。この秋、我が家も栗ご飯も炊きましたが、有難いことに松茸をいただきましたので松茸ご飯も作りました。しかし松茸は小さく切り過ぎて、どこにいるかわかりませんでした(笑)。

さて御句、もはや先のお二人から出ており、繰り返しのようになりますがお聞きください。
初読で、おっしゃることはわかりながらも、これは小さい頃の思い出の句か、今でもそうするクセが残っているという句か、わかりにくい気がしました。両方ともおっしゃりたいと思うのですが、それは短歌だとできると思いますが俳句では難しいのでは?
そこで提案句は、二つに分けました。
子供の頃のこと
・栗ご飯栗を数へて比べ合ひ
・栗の数比べし頃や栗ご飯
今も残る癖
・栗ご飯味よりやはり栗の数
・栗ご飯栗を数へる癖抜けず

栗ご飯また食べたくなってきました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「栗飯や粒を数えて競う癖」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、面白いですね。
「競う」で複数人がいるものわかりますしね。一瞬「粒」が「飯粒」に思えてしまったというところはありました。上五も「癖」で終わるのが、描写としては△かなあと思った部分です。いかがでしょうか。とってもシンプルに、そして、気づいたら競ってたなあという感じの句になりました。

栗飯や栗をかぞへて競ひをり

いや、こっちかなあ。
栗飯の栗をかぞへて競ひけり

点数: 2

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「栗飯や粒を数えて競う癖」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

だいたいげばげば様と一致のようですが
◆「粒」は栗とわかりにくい
◆コメントによると「競う」のはこどもの頃、「癖」は実は現在でしょうか。仮に「過去の癖」だとしても、両方入れるのは逆に句が散漫になる原因かと。

・栗飯の栗をかぞへて競ひけり(げばげば様と同じ)
・栗飯の栗を数へる癖のあり
・栗飯の栗を数へてゐたるらし

点数: 1

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添削対象の句『栗飯や粒を数えて競う癖』 作者: 小西晴菜
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