俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

砂煙の騎馬戦や飛ぶ赤白帽

作者 ただ坊  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

激しい騎馬戦の中、勝負がついて赤白帽が飛んた一瞬を読みました。

最新の添削

「砂煙の騎馬戦や飛ぶ赤白帽」の批評

回答者 イサク

こんばんは。はじめまして。
いちおう初心者さんではないとしてコメントします。
季語の問題は不問にします。

騎馬戦の描写を頑張られたのだと思いますが、「砂煙」「飛ぶ赤白帽」などの映像は一般的な「騎馬戦」という言葉で想像できるもの、のような気がします。

『勝負がついて赤白帽が飛んだ一瞬』とコメントにありますが、「勝負がついたこと」はこの句ではわかりません。帽子を取り合うルールだとしたら、騎馬戦の間に赤白帽は飛んでいると思いますので・・・

これ、もしかしてコメントと出来事の順番が逆ですか?
「大将、もしくは最後の一騎の赤白帽が飛んで、勝負が着いた瞬間」なのでしょうか?
もしなおじい様の解釈の「勝負が着いて勝ったチームが皆で帽子を投げ上げた瞬間」なのだとしたら、「砂煙」がまだ競技中に感じられるので、邪魔をしていますね。
どちらでしょう?

競技中・競技直後、俳句としてはどちらでもかまいませんが、描写をどちらかに絞らないと句の受け手が混乱します。
その瞬間を表すような言葉を、俳句の中に出していく方が良いのではないでしょうか。

・赤白帽飛び騎馬戦に笛の鳴る
・赤白帽飛び騎馬戦の鬨の声
・騎馬戦のついに赤白帽が飛ぶ

句の評価:
★★★★★

点数: 2

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「砂煙の騎馬戦や飛ぶ赤白帽」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

ただ坊さん、こんにちは。初めまして。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、初読では、砂煙の騎馬戦と言っているので、戦いの最中の話かと思っていました。激しい戦いの中でおたがいが取りあう帽子を「飛ぶ」と表現しているのだと思いました。

その場合の提案句がこれです。
・砂煙立ち騎馬戦の帽子飛ぶ

しかしコメントを拝読すると、戦いが終わって自陣に引き揚げ、どちらかが勝利宣告を受けて思わず帽子を投げ上げた一瞬の光景を詠んだ、ということのようですね。
それであれば、こちらを提案します。
・騎馬戦を終へて歓喜の帽子飛ぶ

いずれにしても、騎馬戦が季語かどうかはここでは論じておりません。

点数: 0

添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

親の墓帰らぬままの秋彼岸

作者名 白井百合子 回答数 : 5

投稿日時:

冬天や甘いマスクと肉体美

作者名 鳥田政宗 回答数 : 0

投稿日時:

凩を駆け抜ける吾子ゾロリの本

作者名 南風の記憶 回答数 : 7

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『砂煙の騎馬戦や飛ぶ赤白帽』 作者: ただ坊
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ