「朝寒やしずくが足にくっついた」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
これはすずさんが上五「朝寒や」を選んで、中七下五にお子さんの言葉をくっつけた句ですね?
非常にかわいらしい句なのですが「電線」の句に比較して何か足りない気がするのは、季語とのつなぎ方の問題でしょうか?
電線の句の「お月さま」が、大人目線ではズルいぐらいはまっていた、というのもありますね。
「朝寒や」が特別悪いわけではないですが、もう少しすんなりくる上五があるのかもしれません(ないかもしれません)。
例えば、何の「しずく」かわからない、というのがこの句の短所ではあります。
下品な発想ですが、息子さんということで「自分のおしっこのしずく」かもしれないわけで・・・
・草露のしずくが足にくっついた
説明・散文的になるので、この提案句はあまりよくありませんが、例えばこうすれば誤読は減ると思います。
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小学一年生の息子、2回目の投句です。
添削ありがとうございます!大変勉強になっております。
今朝、急に秋らしく寒い朝となりました。昨晩の雨のあとが残る森林道を散歩中、(草の)しずくが足にくっついちゃったーと息子が笑っていました。
濡れたではなく、くっついたというのが面白いなと思ったので、そのまま一緒に俳句にしてみました。 そのまますぎるでしょうか…ご指導よろしくお願いします。