「日暮急母追う影や薄くなり」の批評
回答者 なお
こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。
とても精力的に作句なさっていますね。
御句、初読では、亡くなったお母様の面影も、日に日に薄れていくのだなぁ、というような句だと思っていました。
先ほどご自身のコメントを拝読。全然違っていました。失礼しました。
下五をお迷いになったとのこと、原句では「影が薄くなる」となり、別の意味にとれてしまいます。
まして、母と子の情景をお詠みになったとのことですが、母しか出てきませんので、作者の母だと思えてしまいます。
なお、「のびにけり」だとしても、時間の経過を表すのは難しいと思います。
そこで提案句ですが、母と「子」を入れ、今現在の情景だけをお詠みになったほうがいいのではと思いました。
・日暮急歩く母子の影長し
点数: 1
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日暮も早くなり帰宅を促す母と子を詠んだ句です。
下五が悩みました。
のびにけりもよいかど思ったのですが薄くなりの方が時間経過をより表現できるかと思いこちらにしました。