「亡き友の面影薄れ曼珠沙華」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
俳句では「亡き」「死」「逝く」などの言葉を使わずに想像させたい派です(一定数いるようです)。せっかく「連想・省略の文学」を学んでいるので。
御句の「曼殊沙華」という季語にはその力があると思います。
・曼殊沙華友の面影薄れをり
・曼殊沙華友の面影薄れけり(今を詠む)
・曼殊沙華友の面影薄れゆき(継続した状態を詠む)
点数: 2
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作者 いくたドロップ 投稿日
回答者 イサク
おはようございます。
俳句では「亡き」「死」「逝く」などの言葉を使わずに想像させたい派です(一定数いるようです)。せっかく「連想・省略の文学」を学んでいるので。
御句の「曼殊沙華」という季語にはその力があると思います。
・曼殊沙華友の面影薄れをり
・曼殊沙華友の面影薄れけり(今を詠む)
・曼殊沙華友の面影薄れゆき(継続した状態を詠む)
点数: 2
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
亡き友と曼珠沙華、響いているように思います(*'▽')
ヒガンバナですし、釈迦の天上の花でもありますしね。
亡き友の面影薄る曼珠沙華
中七でカットを切りたくなりました。
または上五切れ
曼珠沙華亡き友の影薄れゆく
いかがでしょう(*'▽')
点数: 1
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回答者 なお
こんにちは。ドロップ様、いつもお世話になってます。
拙句「この空」コメント有難うございました。確かにイサクさんの提案句は上手いですね。
御句、こういう心境、無理もないことなのですよ。「去るもの日々に疎し」昔から言いますよ。そうことを、ある人は桜を見て思うでしょうし、ある人は紫陽花を。またある人は月を見て思うかもしれない。日本の四季は、季語は、そうした人間の心に本当に寄り添っていると思います。
このままでよろしいと思うのですが、一応形として提案句を置かせていただきます。
・亡き友の影薄れゆく曼珠沙華
げばさんもおっしゃっているように、中七で区切りをつけているつもりです。「薄れゆく」は曼珠沙華にはかかっておらず切れてます。
点数: 1
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時間が経つに連れて友人の面影が少しずつ薄れていきます