俳句添削道場(投句と批評)

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九十の叔母の育てしトマトかな

作者 洋子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

叔母が育てたトマトか赤く熟れている様子をよみました。

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九十の叔母のトマトや瑞々し

回答者 なおじい

こんにちは。洋子様、いつもお世話になってます。

御句、叔母上はそんなご高齢で畑仕事ですか?あるいは趣味でベランダのプランターとか?いずれにしてもお元気でよろしいことです。

さて御句、拝読しますと、「このトマトを作ったのは九十歳の高齢の叔母なんですよ、すごいな」ということだけで終わってしまっている感があります。確かにそれはすごいことではありますが、ご高齢だけでなく、もう一つなにかを伝えたい。それが詩情ではないかと思いました。

そこで、「育てし」はなくてもご理解いただけるだろうと省かせていただき、その音数で下五に「瑞々し」と置かせていただきました。失礼ですがご高齢の叔母上とトマトの若さの対比を狙いました。

 九十の叔母のトマトに蜜あふれ

こんなのも作りました。私の地方では、ジューシーなトマトは蜜が溢れているとか言いますので。

 完熟の卒寿の叔母のトマトかな

美味しそうな完熟トマトが目に浮かびます。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「九十の叔母の育てしトマトかな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています

御句拝読しました。
食卓には畑でとれたトマト。実景は目の前のトマトだけなのでしょうかね。

90歳の叔母様が育てられたトマト。叔母様は畑作業お得意なのでしょうか?むしろ、店売りのトマトよりも少しいびつで、少し酸っぱさもあり、それをかじって、あー叔母さん元気してるかなー、って懐かしんでる、そういう光景が目に見えてきました。中七下五だけでは「かな」もどうかなと思うのですが、九十という数詞で、なにかこのトマトを詠嘆したくなる気持ちも湧いてきました。

じんわりと原句味わわせていただきます(*'▽')

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