九十の叔母のトマトや瑞々し
回答者 なお
こんにちは。洋子様、いつもお世話になってます。
御句、叔母上はそんなご高齢で畑仕事ですか?あるいは趣味でベランダのプランターとか?いずれにしてもお元気でよろしいことです。
さて御句、拝読しますと、「このトマトを作ったのは九十歳の高齢の叔母なんですよ、すごいな」ということだけで終わってしまっている感があります。確かにそれはすごいことではありますが、ご高齢だけでなく、もう一つなにかを伝えたい。それが詩情ではないかと思いました。
そこで、「育てし」はなくてもご理解いただけるだろうと省かせていただき、その音数で下五に「瑞々し」と置かせていただきました。失礼ですがご高齢の叔母上とトマトの若さの対比を狙いました。
九十の叔母のトマトに蜜あふれ
こんなのも作りました。私の地方では、ジューシーなトマトは蜜が溢れているとか言いますので。
完熟の卒寿の叔母のトマトかな
美味しそうな完熟トマトが目に浮かびます。
点数: 1
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
叔母が育てたトマトか赤く熟れている様子をよみました。