母の日を迎える雨のカーネーション
作者 野花 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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「母の日を迎える雨のカーネーション」の批評
回答者 ハオニー
はじめまして古株です←
俳句添削道場にいるのは長いですが、俳句歴は数年程度です
母の日のカーネーションを予約したハオニーです
感想を...
素直に描きましたね
それが出来る人は、気取ってばかりで素直に出来ない人よりも伸びるのが早いです
伸びるのが早いということは、俳句をより深くまで理解できる可能性があるということです
ひねくれものの私は1ヶ月くらい苦労しまして、今は俳句の奥深さを追究しています
とても悩ましいところは、母の日もカーネーションも季語であることです
これを季重なりといい、あまり好まれない技法です
そして母の日といったらカーネーションと、イメージが近いのです
どちらかの季語を諦めるのが真っ先に思いつく方法ですが、「母の日のカーネーション」とくっつけて母の日である必然性を出す高度な作戦もあります
高度ゆえにしくじると痛いのです
添削をしても季重なりだと指摘されるかもしれません
私は「母の日」がないとダメなんだと怖い顔と怖い声色で強気で言いますが(
雨にきりりと母の日のカーネーション
母の日の母は子供のことを思っているはずです
きりりと引き締まった表情でカーネーションを渡すのだろうか...
きりりと引き締まったカーネーションを渡すのだろうか...
と読み手に考えていただけるように推敲したのです
しかし「雨の」はいい選択でした
「濡れた」にしたら動詞が2つになるからあまり望ましくないと言っていました
点数: 2
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撫子や母の日待ちて雨打たれ
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