俳句添削道場(投句と批評)

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渋滞にかぶりを振らぬ迎陽花

作者 卯筒  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

早朝に農道をトラックが走ると農道脇のひまわりが左右にかぶりを振るよう花を揺らすが観光客が増える日中は渋滞しひまわりの花が揺れない様子を詠んだ句です。

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「渋滞にかぶりを振らぬ迎陽花」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

御句拝読しました。
初見、誤読してしまいました。かぶりを振るというのが「否定をあらわす」という慣用の表現になるので、渋滞の中でも否定をせず、いやがらず迎えてあげる向日葵という意味なんだなと思ってコメントを読むとむしろ逆でした。

17音の中に
(普段農道を車が走ると向日葵は左右に揺れるが、)渋滞の時は揺れない
という( )の部分の意味を持たせて詠まないといけないので、ちょっと17音では要素が多くて難しいように思いました。
_(._.)_
むしろ
渋滞にかぶりを振るる迎陽花
の方が私には腑におちました。車がいっぱいで何度も頭を揺らす様子と「否定」を表してる慣用がちょうど重なって。実景とは逆になってしまいました_(._.)_

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添削対象の句『渋滞にかぶりを振らぬ迎陽花』 作者: 卯筒
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