「落ち葉焚き腹拵えは焼き芋で」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
3つめの句ということで、日々進化していますね。
今回は落ち葉の句ということですね。
褒めてくださいということで、これまでの添削厳しい言葉だなという感じでしたか?
実は、もし田平さんの日記の中に収める俳句なのであれば、その日の出来事を季語を入れて575で詠もうと試みた時点で完成しています!良い日記俳句ができた!ということでいいんです。素晴らしい句なんです!田平さんばっちりです!
ただ、こうやってサイトで添削を希望しているということは、俳句とはということを学びたいということなのかな?と少しでも思っていらっしゃるということかなと。
どこかに出して読んでくれる人がいる場合はいろいろ考えないといけないということです。まずは季語を調べてみるというのもいいかもしれません。ネット歳時記などでも十分載っています。今回でいうと「落ち葉」と「焼き芋」が冬の季語になるので、どちらか一方にしぼってみようかなということができます。それだけでも一歩進化します。
もう一歩進化するなら、説明的な言葉を省いてみようという試みです。17音しかないので「削る」ということは大切です。
今回で言うと「落ち葉焚きをした。何をしたの?お腹が減るので、焼き芋を焼いたの」という中七下五が報告説明文になります。私も俳句を作るとき、それは説明文になってるとよく指摘されるので、意識するようにしています。
コメントに書いてあることがとても素敵なので、それをそのまま句に盛り込むのもいいかもしれません。芋じゃなくても、落ち葉に点火する瞬間腹が鳴るとかでもいいです。そうすれば、読んでる人はこの人焼き芋想像して腹鳴ってるんちゃう?って想像してくれますし。
またはもう少し別の切り口で
父さんの取り分ニ倍落ち葉焚き
とかにすると、何の取り分かは書いてませんが、がんばって掃き掃除をしたお父さんだけ取り分2分にありつけた。しかもそうすれば他の家族の顔の笑い声も想像できたいるする。
最初はこんな風に俳句を詠むのがいいかと思います。いかがでしょう?
点数: 1
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力仕事ではありませんが、広範囲を掃き掃除して、枯れ葉を甘薯を仕込み、点火すると、軈て漂う甘い香りに、働いて空いた小腹が、思わず反射して音を発てる事でしょう・・・。