頂高し登山する義手の人
作者 白南風 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
見上げつつ岩つかむ義手夏の山
回答者 なお
こんにちは。知世様、いつも勉強させていただいております。
御句、義手で山登りをなさる方をご覧になって心を打たれた知世様の感動、私も共感しました。
その感動をさらに他の方にも伝えるためにどうしたらいいか考えました。世の中には「義足ならわかるが、義手だったら、登山はそんなに大変ではないんじゃない?」と思う人は少なくないでしょう。
提案句は、その人たちのために、登山では岩伝いに進まなければならないこともあることを伝え、実際に義手を活躍させ、さらに「上を見上げる」ことでその方の不屈の闘志も静かに表したつもりです。ご笑覧ください。
点数: 1
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頂高し登山する義手の人
義手汚し頂目指し登山せし
回答者 イサク
こんにちは。
「蝉しぐれ」の句の方に、ダメになりやすい俳句の例を挙げてありますので、ご参考まで(あちらの句は褒めています)
この句は
◆「頂高し」・・・これから上る山は高いぞ!でも(自分は・その人は)がんばるんだぞ!という、見栄を張っているように見えます。こういうところをさりげなく描写したいですね。
◆「登山する義手の人」・・・そのまま説明ですね。
◆全体で、【義手の人が登山する姿をみんなに見せます!】という某24時間○○のような、感動ポルノ的な作為が見えます。それは俳句以外の方が良いのでは。
本気でやるならばもう少しさりげなく。
点数: 0
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義手の手で登山する人の不屈な闘志を「頂高し」という言葉に託しました。