地引き網タコイカアジや桜鯛
作者 白井百合子 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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「地引き網タコイカアジや桜鯛」の批評
回答者 ハオニー
季語のオンパレードですね
イカは夏、アジも夏、桜鯛は春の季語です
季語を何個も入れて句を成立させるためには、言葉の質量を考えながらでないといけないのです
これは正直、何も考えずに俳句の型に押し込んだだけにみえます
私の考えついたやり方ですが、「タコイカアジ」を全部消して「いろいろな魚がいる」と思わせる表現にするしかありません
たとえば
地引き網のはしっこにいる桜鯛
これなら、魚がそこそこ獲れて地引き網の端の方に桜鯛の美しい桜色が見えたと思わせることが可能です
俳句やる人が、「や」を接続詞として使ってはアウトです
俳句でその方法をするのは、リスクでしかなくメリットは一つもありません
点数: 2
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句の中のやは切れ字とはすこし違って鯛や平目のやと同じような感じです。