俳句添削道場(投句と批評)

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伽藍の上山藤の瀧現はるる

作者 ここちゃん  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

今年もまた裏山に山藤の薄紫色が広範囲に見られる時期になりました。

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山藤や山より出でて瀧のやう

回答者 イサク

おはようございます。

・「伽藍の上」・・・字余りしているわりには、あまり効いていないと思います。「山藤」に、「伽藍」という場所情報が必要かどうか再検討です。
・「現はるる」・・・他の箇所で「現れている」のはわかるので、五音の無駄使いになっています。こだわりがなければ、他の要素を入れた方が良いです。
・「瀧」・・・御句では大丈夫ですが、これはこれで季語ですので、再検討の際に本物の「瀧」に誤読されないようにご注意ください。

提案句を置いておきます。場所情報としては「伽藍」よりも「裏山」の方が良いと思うので・・・

句の評価:
★★★★★

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添削対象の句『伽藍の上山藤の瀧現はるる』 作者: ここちゃん
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