「対岸を自転車二台春の雲」の批評
回答者 イサク
こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。
景がよく見える句です。広い視点でのスケッチ的な句ですね。
対岸「を」の助詞も、「の」よりは風情がある感じですね。特に添削するような箇所がありませんのでこのまま味わいたいと思います。
ちなみに、
私は「対岸」は残すべきだと思います。省略されている「河川敷」「堤防」の景がさっぱりなくなってしまいますし、その背後に見えているはずの「春の雲」も効かなくなってしまうので、この句の意味が変わってしまうと思います。
そこまでして「自転車」の種類や台数などの詳細な描写にこだわる句ではなく、風景を見せる句でよいと思います。
むしろ重要なのは「対岸」の言葉で、その周囲に見えてくる風景ではないかと・・・
まあ、いろいろな意見があるということで・・・
点数: 0
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
土手より対岸を見ていると、いつの間にか二台の自転車が元気よくすべるようにゆくのが見えました。