「三輪の赤き車や冬珊瑚」の批評
添削した俳句: 三輪の赤き車や冬珊瑚
春の風花様、今日は!
現在、本道場、休場中の頓です。
御句を拝読させて頂き、懐かしくなり、お訪ねした次第です。
あの小さくて、危なっかしい、D社の赤色のミゼット、良くぞ出会われましたなぁ(グレーの大きめのオート三輪もありましたが)…。
各位のコメントで、季語に対するご指摘がかなりありました…「冬珊瑚」、私も聞きなれない季語でしたので、保有の歳時記に当たりましところ、確かに、冬の季語で該当がありました。
しかも、冬には赤く熟す、との解説も…。ネットで画像を確認したら、小さな赤い実が、ミニトマトのように熟していました(観賞用で毒性があるので食用には出来ないとのこと)。
何故「珊瑚」というか…夏から冬にかけて実をいっぱいつけて、特に冬は、赤く熟すことから、珊瑚に見立ててこの名になったとのこでした…。
赤い小さなミゼットに、もってこいの季語かと思います。オーソドックスに天文・時候の季語でも良いところ…しかし、こんな時でないと、あまり出番の無い季語、かと…その季語を生かしところが、真骨頂だと思いますよ!
マァ、いろいろなご見解がありましょうが、私は、御句、このままで良いと思います!
ところで、通販俳句、「千鳥」、佳作に入っておられましたなぁ…実は私目も佳作で(^^;;。
三寒四温にも三句投句致しましたが、果てさて…とんだ余談になりました。
最近の風花さんの旺盛且つチャレンジングな句作、頭が下がる思いで拝読させて頂いております。更なるご活躍、期待しております。
私目は、来月の句会の投句に向けて、アップアップですが(-。-;。
冗長・長文、失礼致しましたm(_ _)m。
点数: 1