「生ぬるき風や気怠き夏の宵」の批評
添削した俳句: 生ぬるき風や気怠き夏の宵
ヒッチ俳句さま、こんばんは。
調子よくない感じですかね…どうぞお大事になさってください。
俳句は俳句として、思った通りにコメントさせていただきますね。
非常に、だるい感じの伝わってくる句だと思います。作者のぼやきが聞こえてきそうです(笑)。
私は「生ぬるき」よりも「気怠き」が気になりました。
①「生ぬるき風」というだけで十分に気怠い感じは出ているのではないか?
②「夏の宵」は、昼の暑さから解放され、まだ夜にはならない時間帯のくつろいだ感覚を本意とする季語。「気怠き夏の宵」という使い方がどうか?
ーーといったところです。
(①については似た意味の言葉を敢えて重ねて強調したのかな、と思いますが)
ちょっと句意が変わってしまいますが、季語に修飾語は付けずに
・気怠さを撫でゆく風や夏の宵
とか…あまり上手くないですね。。
ゆっくり休みつつ、またよろしくお願いいたします。
点数: 1