「気にかかる向かひの人の扇子の絵」の批評
添削した俳句: 気にかかる向かひの人の扇子の絵
こんにちは。いつも温かいコメントありがとうございます!ご無沙汰ですー。先月のなおじいさんの日経も見ましたよ。やはりなおじい節が唸ってました。
御句。なおじいさんらしい関心の切り取りですよね!なおじいさんの懸念がやはりダブルで気になりました。気にかかる、がやはり心情を説明することばに感じます。添削とかでらありませんが、もし自分なら、覗く、という動詞を使うと思います。その動作ひとつで関心が滲み出るからです。
扇子を覗く、で言い得るので、少し相手との関係性にヒントを出して、周りの景を広げることもするかもです。実際は電車なのかお店なのかわからないですが、たとえば、
E席の扇子を覗き込みにけり
みたいな場面のイメージを持たせたり。自分も扇子を持ってるならなおユーモアかも。
相席の扇子を覗き合ひにけり
みたいな。扇子を覗く、の七音で言い得た場合、なおじいさんならどんな景を足して増やしますか。
六月でわたしも丸四年。なおじいさんはもう四年先に迎えてますよね。ますます楽しんでいきたいものですね!
点数: 2