「滝満ちて無数の水の無重力」の批評
添削した俳句: 滝満ちて無数の水の無重力
こんにちは。佳き句ですね。調べが心地いい。
葉桜の中の無数の空さわぐ 篠原梵
を思いました。無数の水に詩があると思います。無数、であれば満ちるという動詞は重複が少しあるかもしれません。
ここからは句の景がかわるので別の話題になりますが、〇〇〇の三音ってかなり大事な三音かもしれないので、どう印象が変わるか考えてみたくなりました。
滝〇〇〇無数の水の無重力
何を描きましょう。素直に見たままであれば
滝出でて無数の水の無重力
少し飛躍して、
滝生まる無数の水の無重力
思想的に
滝浄土無数の水の無重力
嗅覚的にずらして
滝にほふ無数の水の無重力
聴覚は滝の季語の成分に相当ふくまれているので、あえて反転して、轟音のなかに静謐を感じる
滝しんと無数の水の無重力
原句が類想を脱けてる気もします。
類想は悪でもなんでもないですが、脱け出たいものでは確かにありますね。自分なら何をするか、いろいろ考える機会をいただけました。ありがとうございます。
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