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このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてください (No: 1)

スレ主 オミクロン 投稿日時:

 度々申し訳ありません。オミクロンです。皆様の数々の提言、非常に為になっています。今回も皆様のご意見を賜りたく、投稿させて頂きました。

 さて、今回の内容ですが、物語の概要であるあらすじとタイトルに関する相談です。タイトルとあらすじだけで大体の読者様は読むか読まないかを決定します。下記に記載させていただく物語のタイトルは興味を引くものでしょうか。あらすじは筆者が展開する物語の雰囲気を大まかにでも伝えられているでしょうか。ご意見のほど宜しくお願い致します。

タイトル
持たざる者が「自由」を手に入れるまで

あらすじ
 何でもいい。何かの才能に恵まれて、それを使って自由になりたい。努力が実らない自分の唯一の願いだった。その願いが諦念に飲まれる寸前、異世界転移が起こる。起死回生のチャンスだと、異なる世界の規格に縋った結果は余りにも残酷だった。

 才能が可視化され、技能と身体能力が数値化された世界において押された烙印、【持たざる者】。才能がないのに、才能がなければ何の意味もない無限の可能性だけしかない存在。絶望に飲まれ、放り込まれた牢獄で命を断とうとした。だがそのときに一つの提言が道を開いた。

「奪えばいい」

 相手が善意で口にしていてなお悪魔の囁きだった。親しい人間から奪うなど言語道断だ。だがそれを重々理解し、良心の呵責に苛まれてもなお余りにも魅力的な言葉だった。そして自分は――――その手を取った。

 これは己の手が望まぬ親しき血に塗れてもなお、それでも、それでも諦めきれないと無様に惨めに足掻き続け、その果てに望んだ「自由」を手にした自分、水無月翔仁の物語だ。

※物語の大まかなプロットについては前回の質問を参照して頂ければと思います。

カテゴリー: 小説の批評依頼

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このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてくださいの返信 (No: 2)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

ものすごい突っ込みたいのが、「持たざる者」の目標がなんで「自由」になるのかというところ。

あくまで私がそういう「奪う能力しか持たない」主人公だったら、の話だけど、ハッピーエンドのその後は自分の能力よりもっと無難な「知識や力の継承」を続けることをライフワークにするかな。書物を書いたり、見込みのある後継者に教えたり、分割譲渡の能力が開発できないか研究してみたり(そう、一人に集中吸収させるのは危険なんだってば、おもにメンタルの面で……)。

それで他者から貰った能力をすべて自分の外に出しきることができた時にはじめて、彼の本当のハッピーエンドが待っているだろうと思う。「これで彼らは自分がいなくても生きた証が残る。自分がいつ死んでも許される」とね。そういう意味での自由ならわからなくもないんだけど。

そういう気持ちがなさそうだから「結局、強い力が貰えて喜んでるだけでしょ?」と言いたくなるんだ。私だと主人公を内面から虐めるトラウマワードはこれになる。ザクザク言ってやりたいですねー。

このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてくださいの返信 (No: 3)

投稿者 あまくさ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

読者の興味を引くためにはどうしたらよいか?
私とて自信をもって推奨できる答えを得ているわけではないので、以下は一応の私見です。多少なりとも参考になりそうなら、心の片隅にでも留めておいてくださいませ。

1)全体として

興味を引く方法はいくつもあると思います。その一つとして、主人公のピンチ(または、悲痛な状況から逃れることが不可能と思わせるような深刻なジレンマなど)を見せつけるという手法があるかと。前回・前々回のスレも含め、スレ主様の説明は御作のそういう側面を強調されているように見えるので、そこを端的かつ鮮明に読者に印象づけるのが良いように思えます。

で、ピンチを見せつける場合ですが、「主人公はどうなってしまうんだろう!?」とハラハラさせることに主眼をおき、最終的にピンチを克服するかどうかは勝手に想像させておく方が良作と考えます。
彼はどのようにピンチに立ち向かうのか? はたしてピンチを切り抜けることができるのか?
読者はそういった部分に興味を持つのではないでしょうか?

示されたタイトル案とあらすじ(正確に言えばあらすじと言うより「惹句」に近いようですが、それはさておき)では、どちらも、

>「自由」を手に入れるまで

>その果てに望んだ「自由」を手にした自分、水無月翔仁の物語だ。

とありますが、これは無い方が良いのではないでしょうか? 読者を安心させてしまう書き方になっていて、よろしくないです。

前のスレを拝見しても、

>「奪えばいい」
>相手が善意で口にしていてなお悪魔の囁きだった。親しい人間から奪うなど言語道断だ。だがそれを重々理解し、良心の呵責に苛まれてもなお余りにも魅力的な言葉だった。

ここが御作の肝でもあり、悲痛な要素であり、それゆえ読者の興味を引きやすい部分だろうと私には思えます。
最終的に主人公はこれを克服して望んだ「自由」を手にすると言われたら、「そっか、じゃあ別に読む必要ないや」と思われてしまう気がします。

*但し、あくまでつかみを狙いとした文ならという意味ですよ。公募に添付する梗概ならきちんと結末まで書くのが必須なのですが、目的が違います。

2)タイトル
そういうことを別としても、このタイトルは大人しすぎるでしょう。
タイトルは、「意表を突く言葉の使い方で、はっとさせる」か「強烈な語感」か「謎や皮肉を含んでミステリアスな興味を引く」か「読者の好みそうな内容を端的に伝える」など。そういった工夫の少なくともどれか一つは必要なんじゃないかと。
示されたタイトル案には、こういった刺激的な要素が含まれているでしょうか?

3)平板に説明せず、端的かつ鮮烈に

>下記に記載させていただく物語のタイトルは興味を引くものでしょうか。あらすじは筆者が展開する物語の雰囲気を大まかにでも伝えられているでしょうか。

とのご質問ですよね?
なのに、どうして、

>※物語の大まかなプロットについては前回の質問を参照して頂ければと思います。

と仰っているのでしょうか?
これでは、今回のスレのタイトルやあらすじだけでは伝えきれていないと、自ら認めているようなものです。

全否定に近い内容になってしまい、申し訳ありません。
「そっか〜、あまくさとかいう変なやつは、そういうことを考えたのか〜」という程度に、軽く流していただけたら幸いです。
前のレスにも書きましたが、御作の構想そのものにはかなり期待できそうな要素があるように感じています。ご健闘をお祈りします。
それでは。

このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてくださいの返信 (No: 4)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

いいんじゃないかなと思う。
これは他のスレッドでも書いた事なんですが、
「タイトルやあらすじを魅力的にしたい」というのは当然の事だと思いますが、あまり期待値を上げすぎるのも問題で、また同時に魅力的なものをと考えてしまうとあらすじと本編の内容が合致しない、ということにもなりかねない。
読者はタイトルやあらすじに惹かれて読みますが、読んだところで期待してたものが書かれていないと、その人の中で評価は大きく下がるでしょう。期待はずれって事だもの。

例えば御作では「チート能力」と言える力を手に入れますが、あらすじで「主人公はチート能力で~」みたいの書いてあったら、よくあるチーレムものを期待するので、そうした語句が含まれず、概要を的確に表現しているという意味で良いあらすじだと思います。

あらすじからして重いので、読者がつきそうか、という意味で言えば、正直つきにくいと思う。
でも魅力的に仕上げてあらすじで客寄せしても、前述した通り内容と齟齬があったら逆効果なので、具体的な改善策はと言っても難しいところです。
作品の魅力や「こういう場面を楽しんで欲しい」といった部分を全面に押し出すと良いので、「作品の概要」という意識は捨てて、感情的な部分を表現しても良いと思う。
Webのあらすじは正確にはあらすじ(物語の概要を最初から最後まで提示したもの)ではなく、ただの紹介文なので、物語の雰囲気さえつかめればそれで役割は果たしています。
例えば、
「奪え、奪え、奪え奪え奪え。何もかも。親しい人も愛する人も、罪人も聖人も神も悪魔も、奪うことで苛まれる罪悪感も、失うことでうまれる虚無感も、喪失感も寂寥感も孤独感も背徳感劣等感疎外感嫌悪感無力感挫折感、全てが力の糧となればいい。奪え奪え奪え、自由を得るために」
みたいな。
奪う能力を手にした主人公の話なわけで、そこが見どころなんかな、と勝手な解釈での例です。

このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてくださいの返信 (No: 5)

投稿者 のん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

 こんにちは、のんです。
 重苦しい話を読むのは苦手ですので、オミクロン様がターゲットとされている読者層からは外れているかもしれませんが。率直な意見を述べさせて頂こうかと思います。

▼タイトル
 持たざる者が「自由」を手に入れるまで
 まるでテーマの様だと感じました。パンチが足りず興味をひかれません。どちらかというと、サブタイトルや煽り文向けではないでしょうか。

▼あらすじ
 全体的にくどいです。疑問を持ったはしから回答を投げられている様な圧迫感がありました。これでは物語に引き込まれるどころか押し出されてしまいます。

 部分的に言いますと【何でもいい~残酷だった。】までは良かったです。少し【起死回生のチャンスだ】にくどさは感じましたが、問題ないでしょう。
 その後に続く【才能が可視化され~可能性だけしかない存在。】は、本編でゆっくり描写して欲しいですね。主人公に何の感情移入も出来ていない状況で言われても困ります。
 【相手が善意で~惨めに足掻き続け】もそうですね。主人公の苦労も葛藤も何1つ知らないので、言い訳染みていると思いました。くどいとも言えます。

 あらすじと言っても、公募用ではありませんよね。Web小説用、という認識で有っていると思うのですが、だとしたら視野が広すぎます。
 Web用でしたら、タイトルの1文と【結果は余りにも残酷だった。】までで十分かと。

 私の好みに基づいた完全な私見ですが、参考になりましたら幸いです。

このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてくださいの返信 (No: 6)

スレ主 オミクロン : 0 No: 1の返信

投稿日時:

 皆さま短時間で大変貴重なご意見ありがとうございます。

 あらすじの時点で大よその結末を語るのはちょっとまずかったみたいですね。筆者として結末まで知っていたせいで、どうにも全体を意識しすぎてしまったようです。あまくさ様の平板に説明せず、端的かつ鮮烈に。というご指摘は完全に考慮の外だったので、新たな視点を獲得することが出来ました。その視点でみると、のん様の「くどい」というご指摘は確かにそうだと思います。もっと少なくしても問題ないと思えるようになりました。

 タイトルが大人しすぎるという指摘も身に染みました。先述の通り全体を意識しすぎたせいで、当たり障りのないものになっていたみたいですね。長くするのか。短くするのか。ゼロベースから見直してみようと思います。

 拙文に対する多数のご指摘、誠にありがとうございます。

このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてくださいの返信の返信 (No: 7)

スレ主 オミクロン : 0 No: 6の返信

投稿日時:

すみません。即興ですが修正をかけてみました。多少はマシになったでしょうか?

タイトル(仮)
因果応報の煩悶簒奪紀行

あらすじ
 異世界転移。その先で誰もが祝福を与えられるわけではない。努力が実らない自分が起死回生のチャンスだと、異なる世界の規格に縋った結果は余りにも残酷だった。

 判明したのは才能絶無の烙印【持たざる者】。その軛から脱する方法は、親しい人間から奪う事だった。言語道断な手段故に良心の呵責に苛まれる。だがそれでも諦められない自分には、余りにも魅力的で。分かっていながらもその手を伸ばした。

 様々なご意見お待ちしております。

このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてくださいの返信の返信の返信 (No: 8)

投稿者 のん : 0 No: 7の返信

投稿日時:

 Web小説でのあらすじは、主人公のこれまでや物語の冒頭。簡単な世界観説明。コレはこんな話ですと言った端的な描写か説明、が主だと思います。
 主人公のこれまででしたら、イジメられっ子だったり社畜だったり悪役令嬢だったりですし。物語の冒頭でしたら、異世界転移か転生してチートに目覚めたり、婚約破棄されたりです。簡単な世界観説明は、勇者がいて魔王がいて~とか、フルダイブ式のVRMMOが有るとか。コレはこんな話ですと言った端的な描写か説明は、チート使ってハーレム作ります! 原作知識で死亡フラグ回避します! といった売りとなる部分です。

 それを踏まえた上でオミクロン様のあらすじを見ますが、やっぱりくどいですね。
 異世界転移して、希望をもって、でも裏切られて、他の希望を見つけて、けれども簡単には受け入れられず、葛藤して、結局受け入れる。展開が重たい分、余計に詰め込みすぎていると感じました。まだちょっと視野が広いですね。

 なんて批評しておいて申し訳ないのですが、私もコレどこまでにしたら良いのか分かりません。
 「裏切られて」までにするとチート無しの異世界モノを期待した読者様を裏切ってしまいますし、「他の希望を見つけて」までにすると純粋なチートモノを期待した読者様を裏切ってしまいそうです。
 いっその事、展開は置いておいて雰囲気だけ伝えては如何でしょうか。異世界転移とチートは良い客引きになりますし、主人公の葛藤は売りかと思いますので、外せないでしょうが......。

このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてくださいの返信の返信の返信 (No: 11)

投稿者 とある書籍化作家 : 0 No: 7の返信

投稿日時:

ここで聞いても、ほとんどがアマチュアの参考にならない意見です。
私のようなプロはほとんどいないですし、下手な考え休むに似たり。
さっさと投稿することをオススメします。

このように申し上げるのはあらすじと題名に凝る人ほど、えてして「つまらない」からです。
物語の面白さの本質を追いかけず、枝葉末節にこだわっています。
まずは投稿してみてください。自分のレベルがわかるはずです。

あー・・・ (No: 9)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

頑張っても、なぜか努力が実らない主人公、水無月翔仁。
彼はある日、才能が可視化され、技能と身体能力が数値化される異世界にクラスメイト共々転移してしまう。

———もし自分の才能が分かったら、その才能を一心に磨いて、努力を一点に注いで、そして「夢」を叶えたい。

異なる世界の奇妙な仕組みに希望を見出した翔仁だが、結果は余りにも残酷なものだった。
何のことはない、翔仁は皮肉にも稀有な存在。どれほど努力しようと芽吹き、育つべき才能が『絶無』な【持たざる者】だったのだ。

知ってしまった真実に絶望する彼へ悪魔はささやく

「持たざるならば、奪えばいい」

翔仁は、その手を掴んだ。
 
これは己の手が望まぬ血に塗れてもなお、望んだ「夢」を掴もうと足掻く簒奪者の物語。

【持たざる者】の簒奪紀行

・・・長いし、数値化されるならタイトルに数とか入れたいよね。

このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてくださいの返信 (No: 10)

投稿者 あまくさ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

以下は、スレ主様・他の回答者様のご意見を参考にして、試作してみました。

『孤独な勇者の簒奪ルート』

「おまえは才能ゼロの【持たざる者】だ!」

 努力しても、なぜか実らない。そんな悩みに苦しむ主人公・水無月翔仁は、ある日突然、才能が可視化・数値化される異世界に転移した。
 今度こそ起死回生のチャンスと心躍る彼に突き付けられた冷酷な現実。それは【持たざる者】の烙印。

 絶望の淵に沈み自死を決意した翔仁に、悪魔が囁く。

「待たぬなら奪えばよい。持たざる者こそ最強。そなたには無限の可能性が秘められている」
 翔仁は、その力に手をのばす。しかしそれは奪われた者に死をもたらす禁断の能力でもあった。

 愛する者を次々に手をかけながら、なおも愛を求めてもがく孤独な勇者の遍歴がはじまる。

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タイトル:このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてください 投稿者: オミクロン

 度々申し訳ありません。オミクロンです。皆様の数々の提言、非常に為になっています。今回も皆様のご意見を賜りたく、投稿させて頂きました。

 さて、今回の内容ですが、物語の概要であるあらすじとタイトルに関する相談です。タイトルとあらすじだけで大体の読者様は読むか読まないかを決定します。下記に記載させていただく物語のタイトルは興味を引くものでしょうか。あらすじは筆者が展開する物語の雰囲気を大まかにでも伝えられているでしょうか。ご意見のほど宜しくお願い致します。

タイトル
持たざる者が「自由」を手に入れるまで

あらすじ
 何でもいい。何かの才能に恵まれて、それを使って自由になりたい。努力が実らない自分の唯一の願いだった。その願いが諦念に飲まれる寸前、異世界転移が起こる。起死回生のチャンスだと、異なる世界の規格に縋った結果は余りにも残酷だった。

 才能が可視化され、技能と身体能力が数値化された世界において押された烙印、【持たざる者】。才能がないのに、才能がなければ何の意味もない無限の可能性だけしかない存在。絶望に飲まれ、放り込まれた牢獄で命を断とうとした。だがそのときに一つの提言が道を開いた。

「奪えばいい」

 相手が善意で口にしていてなお悪魔の囁きだった。親しい人間から奪うなど言語道断だ。だがそれを重々理解し、良心の呵責に苛まれてもなお余りにも魅力的な言葉だった。そして自分は――――その手を取った。

 これは己の手が望まぬ親しき血に塗れてもなお、それでも、それでも諦めきれないと無様に惨めに足掻き続け、その果てに望んだ「自由」を手にした自分、水無月翔仁の物語だ。

※物語の大まかなプロットについては前回の質問を参照して頂ければと思います。

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