小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

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元記事:作品内にライブ場面を出すような場合について

こんにちは。初めてこの掲示板に投稿させていただきます、稲七と申します。
書こうとしている小説の中で、ロックシンガーによるライブが行われる場面が頭の方にあるのですが、歌詞を考えようにも曲が作れないのでうまく音数合わせができず、困っています。ライブ場面なので、歌詞だけでなく「どこで音を伸ばすか」というような要素も入ります。
こうした場合、メロディーのことは考えずに歌詞を(とりあえず音数だけ一番二番で揃えて)作って音は適当に伸ばす形で書いてしまうものか、メロディーも頑張って作るのか、そもそもライブ場面だからといって音楽の中身そのものには踏み込まないようにして創作コストを下げるのか。
皆さまならどうお考えになりますでしょうか。

上記の回答(作品内にライブ場面を出すような場合についての返信)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 4 人気回答! 投稿日時:

 とりあえず、4拍子(実は8ビート)、8拍子(実は16ビート)でリズムを押さえておくといいと思います。後は適当、ひたすら適当です。本当にメロディ付きにするときだけ真剣にやればいいです。

1.4拍子(実は8ビート)
 普通の音を「・」強くなる音を「●」で表すと、「・・●・/・・●・」です。ツツタツ/ツツタツみたいな感じ。強くなる音は必ず3拍目です(日本的なリズムは1拍目が強いのが多いので注意。昔のロックコンサートで日本の聴衆が1拍目に手拍子入れて、バンドメンバーが苦笑いなんてあったらしい)。

 ちょっと変則を入れて、音を伸ばすのを「-」で表すと、「・・●・/・・●・/・・●・/・-●-」(ツツタツ/ツツタツ/ツツタツ/ツーター)みたいにもなります。4小節単位にして4小節目を変則的にする。

 これに歌詞を載せればいいのですが、いったん仮名で書いてみたほうがいいです。ご質問文から適当に切り出してみます。

> 書こうとしている小説の中で、ロックシンガーによるライブが行われる場面が頭の方にあるのですが

 これを仮名で書いてみて、4文字ごとに区切ってみます。文字といっても音節を意識するので、「しょ」などの小さい文字付は1文字でカウントするといいと思います。

「ん」は前の文字とひっくるめて1文字カウントでも、「ん」だけで1文字でもいいです(その辺りは俳句の流儀を参考にしてもいい)。

 4文字ごとで切れ目が悪いとことは長音「ー」で誤魔化します。「ー」も1文字にカウントします。逆に「ー」のせいで4文字ごとにしにくい場合は「ー」を削除。

 上記の4小節目の変則を入れてみるときは、助詞(てにをは)は削除してもいいと思います。そのほうが歌詞っぽくなることがあります。

かこうと/している/しょーせつ/のーなか/
ろっくしんが/によるー/ライブが/おーこー/
なわれる/ばめんが/あたまの/なーかー/
あるのー/ですがー/……

 これに、あくまでもできればですが、上記の3拍目の強い音を意識して、ちょっと歌詞をいじると、さらにそれっぽくなるはずです(今回は割愛)。

 とりあえず、漢字交じりに戻します。歌詞の文字的な見栄えを考えて、削除した長音「ー」を戻してもいいと思います。

書こうと/している/小説/のー中/
ロックシンガー/によるー/ライブが/おーこー/
なわれる/場面が/頭の/なーかー/
あるのー/ですがー/……

 どうも「おーこー」とか、そこで改行するとか、「なーかー」も見栄えが悪い。そこで、適当に変えて以下のようにもできます(歌詞の休符を考えて、掛け声にするとかもできる)。

書こうと/している/小説/のー中/
ロックシンガー/によるー/ライブが/行わ/れる(ハッ)/
場面が/頭の/中ー/あるのー/ですがー/……

 かなり適当です。歌にする予定がないんだから、適当でいいです。ただ、そこそこリズムありそうに見せかけることは必要だろうと思います。スラッシュ(/)を外すと以下のようになります(助詞を削除したポイントは読点「、」を入れて読みやすくしてもいい)。

書こうとしている小説のー中
ロックシンガーによるーライブが行われる(ハッ)
場面が頭の中ー、あるのーですがー……
(さらに文字的な見栄えで小変更を入れても可)

1.8拍子(実は16ビート)
 4拍子の1音を2音にします。やはり普通の音を「・」強くなる音を「●」で表すと、「・・・・●・・・/・・・・●・・・」です。

 強くなる音は2音にはならない点が要注意かもしれません。ツツツツタツツツ/ツツツツタツツツみたいな感じですね。たらしい)。

 ちょっと変則を入れて、音を伸ばすのを「-」で表すと、「・・・・●・・・/・・・・●・・・/・・・・●・・・/・-・-●-・-」(ツツツツタツツツ/ツツツツタツツツ/ツツツツタツツツ/ツーツーターツー)みたいにもなります。4小節単位にして4小節目を変則的にする。

 後は4拍子で同じ要領で歌詞を当てはめて行けばいいです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 作品内にライブ場面を出すような場合について

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元記事:少女向けと少年向けの違い

少年向けと少女向けの違いがよくわかりません。
設定からして少女向けだと言われました
少女向けと少年向けだとどこがどう違うんですか?
私は戦闘シーンを入れたいのですが少女向けだから無理と言われてしまいました
女性が主人公で戦闘は難しいですか?

上記の回答(少女向けと少年向けの違いの返信)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 1 投稿日時:

 例えばですが、少女コミックは三角関係等も含めての恋愛ものが多く、少年コミックはスポーツも含めてバトルが多い、みたいな(ステレオタイプですが)印象があります。

 少年誌では「争い」を描き、少女誌では「諍い」を描く、と言い換えてもいいかもしれません。そういうテンプレなんでしょう。だから、少女ものとジャンル分けされると、「争い」を描かれると読者ががっかりすると危惧する向きもあると思います。

 もちろん、何を描くかは作者の自由です。もし、「たとえ少女ものと言われても、がっかりされてもバトルを入れるんだ」と思えば、入れたらよいです。

 しかし、もし「せっかく少女ものらしさがあると言われたんだから、少女もののテンプレに従ってみるか」と考えるのなら、そういう路線で一作を仕上げてみるのも一興かもしれませんね。

 少女ものと少年ものの違いは何だということについては、やはり自分で両方のジャンルを読んだり、観たりしてみるしかありません。感性的なものなんで、実感してみるしかなく、実感するには経験してみるしかありません。

 だけど、とりあえずやってみるとしたら、上記のような違いだと、大雑把に理解して、やってみてもいいような気がします。例えば以下のような要領。

 とりあえず、ヒロインを設定し、ヒロインを大事にするようにして、恋愛要素をメインで入れる。ヒロインは彼氏キャラに好意を抱く。そこへ、同じく彼氏キャラに好意を抱くライバル女子を登場させる。登場時のライバル女子の魅力としては、モブキャラ基準では、ライバル女子>ヒロイン。

 少年ものだと、ヒロイン vs ライバル女子の構図を直接的に描き、ヒロインとライバル女子を争わせます。軽い感じなら、どちらが彼氏キャラとデートの約束を取り付けるるかで争い、ライバル女子がヒロインを排除しようとし、ヒロインも負けじとライバル女子を抑え込もうとする。

 だけど、女性向テンプレだと違ってきます。ライバル女子が嫌味なキャラであれば、ライバル女子は直接的にヒロイン排除の行動をしても可です。しかし、ヒロインは嫉妬をしても、ライバル女子に直接的には向かいません。

 判定を彼氏キャラに預けるのです。だから、ヒロインがライバル女子を攻撃することはない。ヒロインは彼氏キャラに救いを求め、彼氏キャラによりライバル女子を排除してもらう運びになります。

 言い換えれば、少女路線テンプレでは、ヒロインの力は価値判断の力を持つ彼氏キャラによって発揮されるのです。彼氏キャラ=勝利条件=価値評価の神に選ばれる、ということですね。少年ものだと神頼みをせず、ライバル同士の直接対決です。

 物凄く大雑把に一部のテンプレだけで説明してみました。大雑把にして部分的な点、ご高察を願います。自分の描いているものがどういう路線なのかをきちんと知って、長所を生かすのなら、やはり幅広いジャンルに当たってみる必要があることは、念押しして述べておきたいと思います。

カテゴリー : その他 スレッド: 少女向けと少年向けの違い

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元記事:どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますかの返信

はじめまして。
「三人称」「多視点」は矛盾した概念です。
三人称は神の視点で語られるため多視点にはなり得ません。逆に多視点は一人称語りが複数ある状態です。

あくまで推測ですが、基本は三人称だけれど、複数の人物の一人称が混在している状態……でよろしいでしょうか?

その場合、地の文章はナレーションとしての三人称語りを意識して、登場人物たちの心情などは行動で表現したり、台詞で喋らせれば良いかと思います。

太郎は怒りに満ちた足取りで歩みを進めていく。
「こんなはずではなかった!」
その怒気に満ちた声に、彼に付き従う次郎は身をすくめた。

あとは、書いて読み返した際に、一人称になってしまっていないか見返すことでしょうか。
ナレーターの気持ちで読み、違和感がなければ問題ないはずです。

最近は三人称語りに一人称が混ざるような手法もあるため、上手く書かれていれば問題ないと思いますが、まずは練習として純粋な三人称で書いてみられてはいかがでしょう?
拙い説明ですが、参考になれば幸いです。

上記の回答(どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますかの返信の返信)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 3 人気回答! 投稿日時:

 杜 値さんに申し上げます。

 三人称多視点というものは矛盾した概念ではありません。多少、人称と視点について、説明申し上げてみたいと思います。

1.一人称(通例、視点では分類しない)
 主人公が自分の視点から地の文を語ります。視点は(原則として)主人公のみですので、一視点しかないと考えるべきでしょう。
 ただし、シーンごと、あるいは章ごとで視点キャラが変わることがありますので、「その場での主人公」の視点と言ったほうがいいかもしれません。

2.三人称一視点
 三人称ですが、シーン中のどれかのキャラから見たように描写するものです。
 よく、一人称の自称「私/僕/俺」をキャラ名に入れ替えたものに近い、などと説明されます。

3.三人称神視点
 三人称で、どのキャラにも近くない視点で描写する手法です。

4.三人称多視点
 三人称で、かつどれかのキャラから見る視点で描くのですが、三人称一視点と異なる点は、シーンや章ごとで視点キャラが変わる点です。
 三人称神視点において、神の視点が自在に移動する場合は、この多視点を含めてしまるかもしれません。

 以上のような分類が使われますので、このスレッドでは上記の4についての話だとご理解いただければと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますか

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元記事:伏線の張り方

初めて書き込みます。伏線の張り方がわからず、展開が止まってしまいます。
最近関心したのが、友人に見せてもらった劇場版トライガンで、序盤の何気ないやり取りの中で何度か固い干し肉の塊が出てくるんですけど、物語の中盤~終盤にかけて、主人公が撃たれて一度は死んだみたいになるんですが、後で生きて出てきて、その理由が胸ポケットに件の肉塊を入れていたために銃弾を防げた…という顛末なのですが、一体どこから考えたらそんなふうに話が繋がるのか、わからないです。進行上に自然発生した肉を再利用したのか、撃たれるシーンまで話を作ってから、助かる理由として肉のエピソードを序盤に書き足したのか……。しかもこの肉、主人公が「ナイフを貸してくれ」と登場するために必要なキーアイテムで、後から書き足したと仮定したら、じゃあ元の登場はどうなっていたのか、と謎が謎を呼びます。
つまり、伏線を張るには話を作りながら張るのか、粗筋ができてから書き足すのかという話なのですが、伏線が無いと粗筋も組めないし、粗筋が無いと伏線も張れないし、という状況になってしまうのです。どうすればよいのでしょうか。

上記の回答(伏線の張り方の返信)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 4 人気回答! 投稿日時:

 伏線でよく引き合いに出されるのが「チェーホフの銃」で、「第1章で銃を見せたら、後の章で発砲しなければならない」というものです。時系列を逆にして考えると、「銃が撃たれたのなら、予め銃を登場させておく必要がある」となります。

 冒頭で銃を登場させたから銃を使うシーンを考えるか、銃を撃つシーンが欲しいから、冒頭で銃を出す工夫をするかは、発想法の相違です。結末が合理的になるように原因を考えるか、ある出来事が何を引き起こしそうか考えるか、ですね。どちらでもいいし、どちらも使えれば言うことなしです。

 申し訳ないことに、劇場版トライガンは見てなくて、TVアニメのほうだけしか知りません。TVアニメだと、主人公ヴァッシュと相棒のウルフウッドが人質を取られて脅迫され、戦わされて相撃ちになり、二人とも血まみれで倒れた。でも、実は血に見えたのは服の下に隠していたトマトケチャップだった、なんてシーンがありました。

 これだと伏線張らなくて大丈夫なケースです。相撃ちが偽装だったことは、ケチャップの割れた瓶さえ描写すれば、後は視聴者は察してくれます(なるほど、二人して一芝居打とうと仕込んでたのか、みたいに)。

 干し肉の防弾だと、そうもいかないですね。未見ながら想像すると、主人公の幸運(ヴァッシュだと悪運と言うべきか)を演出するためでしょうか。撃たれて致命傷だったはずなのに、あっけらかんとして再登場するためにはどうするか。

 敵は主人公より強く、どう戦っても勝てない。必ず主人公が先に撃たれてしまう。しかも心臓の位置。しかし主人公生存ルートを工夫するとなると、防弾。しかし、防弾チョッキを予め着込んでたりすると興ざめになりかねない。

 ここで作者としては考えることになります。一つには「撃たれるシーン以前で、なんか使える物あったっけ?」です。仮に、干し肉がナイフの必然性を演出するためだけに出したとします。でも「硬い干し肉だったな、それで防弾しようか」と思いついたとします。

 ここまでは、発想としては時系列に沿うものですね。既出のアイテムの再利用です。しかし、そこから時系列を遡り、「じゃあ、胸に干し肉入れる必然性を作ろう」となります。そこで、例えば干し肉を取ろうとする猫がいたことにする等々とさらに遡っていくことになります。

 撃たれたけど防弾できていた、なぜか、という時系列を遡る発想が最初にある場合もあります。胸に意外なものを入れていたことにしようと思いついた場合、必ずしも干し肉を思いつきませんね。よくあるのが、「胸ポケットの懐中時計が防弾した」でしょうか。

 胸ポケットのの懐中時計はごくありきたりなアイテムです。そこで、懐中時計に意味を持たせることを考えたりします。例えば、主人公が尊敬する祖父の形見とすれば、懐中時計が銃弾を防いで壊れた→天国の祖父が守ってくれた、みたいになります。

 しかし、いかんせん懐中時計は手あかのついた手法です。胸ポケットに入っていて当たり前ものも同様です(身分証明書になる警察手帳とかいろいろ)。そういうテンプレを避けたいとすると、突拍子もないものが胸ポケットにある必要がある。突拍子がなければなんでもいいわけで、例えば干し肉を思いついたとする(小腹がすいてなんか食いながら書いてると、そういうことがよくある)。

 じゃあ、なんで干し肉が胸ポケットに入っているのか。食わずに取っておいた分があるからか。と時系列を遡って考えることになります。そこで、取っておく分を切り分けるためナイフがいるよね、防弾するほど硬い干し肉なら、そのナイフは鋭利で頑丈でないといけないな。みたいに思いついたりもするでしょう。そして、そのナイフはナイフで、何かエピソードに絡めたくなる(チェーホフの銃の原理)。

 これに加え、レッド・ヘリング(燻製ニシンの虚偽)というものもあります。読者の目を逸らすためのアイテムやキャラです。推理物なんかだと頻出です。伏線だと、それがうまく伏せられるために、目立つものを配することがよくあります。偽の伏線みたいなものですね。真の伏線を目立たせなくして、伏線を伏線らしくするために使えます。

 しかし、伏線は覚えておいてもらわないといけないので、目立たせないといけないというジレンマがあります。対策としては、伏線となるアイテム(やキャラ)に、いったんオチを付けるというテクがあります。干し肉なら、例えば食事で争奪となり、最後に奪い取った主人公が胸ポケットに入れて、「俺の干し肉だ!」と宣言するとかですね。コントのためのアイテムだと読者に誤認させるわけです。

 それも難しい場合は、伏線となるアイテムを繰り返し出してしまいます。読者が慣れて気にしなくなる効果を狙うわけです。有名な話では、イソップの羊飼いの少年ですね(慣れてしまうのは作中のキャラですが)。羊飼いの少年は何度も何度も「オオカミが出た」と叫び、村人は慌てるが、毎回オオカミはいない。村人が羊飼いの少年の言葉に慣れて反応しなくなったとき、本当にオオカミが登場するわけです。

 よく考えますと、一人称か三人称一視点では、主人公は常に登場していて、全生活が描かれます。サブキャラは必要に応じて部分的に描かれます。モブキャラだと1回限りで、演出上の必要のためだけだったりもする。

 ですが、サブキャラも作品世界内でずっと存在していますよね。モブキャラだって同じです。必要なシーンのときだけ無から出現するわけではなく、描かれていないだけで主人公と同じく全生活を持っている。

 アイテムも同じはずです。必要なときにひょいっと天から降って来るわけではない。ずっと作品世界内に存在しています。宿屋があったら、主人も従業員もいるし、宿帳もあるし、炊事場には鍋やフライパンや釜がある。それも作品世界内で、主人公が出てくる前からあり、主人公が去ってもなくなったりしないわけですね。

 つまり、描かれているか否かを問わず、キャラもアイテムもずっとあるわけです。描かれていないけど、存在していて当然のものがたくさんある。でないと、作品世界にリアリティがなくなりますよね。ですから、伏線に使える物は実はたくさんあり、作者はその中から選べばいいわけです。

 と簡単には言いましたが、これが結構大変で。作品世界内にいるはずのキャラもアイテムも要不要に関わらず、どのように在るかを考えるわけですので。でも、考えないと作品世界がいかにもな作り物、作為的になります。

 だから、大変でも作品世界を隅々まで詳細にわたって考える。すると、伏線のネタも見つかります。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 伏線の張り方

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元記事:どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますか

私は三人称多視点のストーリーを書きたいのですが、混乱してしまってどうやって書けばいいのかわかりません。コツとかあるのでしょうか?

上記の回答(どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますかの返信)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 13 人気回答! 投稿日時:

 こういうことを申し上げるのは、大変恐縮であり、不本意でもあるのですが、前回のご質問(キャラクターの動かし方)のこともありますので、あえて申し上げてみることにします。

 結論から申せば、三人称多視点はもとより、複数キャラの登場する小説をチョコさんが執筆されることは、現状では難しそうと思えます。そう判断する理由は、一つにはご質問文の書き方、もう一つは回答に対する応答です。

 ご質問文のほうですが、お悩みの点を含むチョコさんのご事情について、圧倒的に説明不足です。チョコさんを普段からよく見て、よく話してもいる周囲の方ならともかく、赤の他人に対して分かるようには書かれていません。

 私も前のご質問に回答しておりますが、断片的な情報からあれこれ推測したものの、チョコさんのご要望に沿ったものだったのかどうか、全く自信がありません。

 小説の読者のほぼ全員は見ず知らずの赤の他人です。チョコさんの作品も、チョコさんも全く知らない人に物語を説明せねばなりません。ネットでの質問という、具体的に聞きたいことを、赤の他人に言葉で直接呼びかける行為においてすら極めて説明不足。ならば、自分の考えた物語を一方的に述べる小説が分かるように書けている可能性は極めて少ないと推測せざるを得ません。

 つまり、三人称多視点以前に、分かるような小説を書けていない可能性があります。

 また、前のご質問への回答へ何ら返信することなく、新たに質問をされておられます。自分の悩みについて聞いて、何らかの回答が返って来たにも関わらず、応答しなかったわけですね。

 もちろん質問という趣旨からすれば、聞きたいことが聞けたのなら、それでもいい。ピンとくる回答がなかったのなら、スルーしたっていい。

 だけれど、赤の他人と言葉だけでやり取りするチャンスは逃しています。回答に対して、こう理解したとか、回答のこの部分はまだ分からないとか、レスポンスを返せなば、さらに回答を補足してくれる可能性は低くありません。そこから、自分の言ったことが相手にどう理解されたかを確かめることができます。

 これ、小説という「赤の他人に、自分のキャラや物語を分かってもらう」ということの練習になるんですよ。赤の他人に自分の考えを伝え、赤の他人の考えや気持ちを言葉だけから読み取るわけですから。前回のご質問のような言いっ放しでは、それができません。もし、普段からネットでは言いっ放しであれば、赤の他人に分かるように物語る練習が圧倒的に不足している恐れがあります。

 小説を書こうとしてキャラの会話で詰まるのも、それが原因かもしれません。

 小説だけでなく、ネットでの質問や雑談等々のあらゆる機会を使って、「赤の他人でも分かる話を書く」「赤の他人の話を読み取る」練習をしてみてください。小手先の技術は、その後でしか有効ではありません。

カテゴリー : ストーリー スレッド: どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますか

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元記事:第1章について

第1章ってみなさん、どのくらい書きますか?
人によってそれぞれ違うと思うのですが、参考程度に聞きたいです。
私は未だ第1章をどれだけ書くかわかってないので、教えて下さると幸いです

上記の回答(第1章についての返信)

投稿者 ヘキサ : 18 人気回答!

「第一章」の定義じたいが難しいんですけれど、web掲載の読みやすさに限っては、一話ぶんは2000字~5000字程度が今まで読みやすいかな、と感じた分量です。

逆に長編小説(10万字~12万字)、単行本1冊分から逆算してどの程度割り振るか、というと、比較的6章前後でまとめてらっしゃる方が多いかな、と感じたことがあります。つまり、1章ぶん2万字程度とか。10~12章構成くらいの方も見かけるので、その場合は1章ぶん1万字ですかね。

で、これをweb掲載の形態に戻してみると、1話5000字の4話で1章ぶん、全5~6章構成とか。1話2000字の全60話とか。こういう形態をとっている人が多いような……という気がしています。あくまでわたしの感覚ですが。

ですが、物語を完成させたことがない場合は、「字数を気にする前に先に過不足ない内容を書ききることを優先しろ」とも言われるので、とりあえず書いてから後で字数カウントしてみて考える、でいいと思います。

ただ先程も言ったように、発表の場がwebの場合は1話分の目安はそのくらいに考えておいたほうが、読み手には親切だと思います。それが何話続くかは内容次第ということで。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 第1章について

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投稿日時:

元記事:自分が『書きたいか』よりもなろうで『読まれるかを意識してしまう』

なろうで読んでもらうためにもう遅い系ばかり書いていたのですが、ネタが付きたというかネタが被りまくってやる気が無くなるとかあって疲れてしまいました。
そこでたまには書きたいものを好きなように書こうと思って怪異や異能が出てくる現代ファンタジーを書き始めたのですが、読み返してなんか面白くないんじゃないか、読まれないんじゃないかと不安になって筆が進まなくなりました。

もとより現代ファンタジーで異世界レベルの人気は期待していないのですが、どうもなろう界隈に染まってしまったので何かモチベを回復する手段や自分がそうだった時の体験談を教えて下さい。
よろしくお願いします。

上記の回答(自分が『書きたいか』よりもなろうで『読まれるかを意識してしまう』の返信)

投稿者 サタン : 2

面白ければ読者にウケるけど、面白い事と読者にウケるってことは別。
言い換えると「面白い作品」であることと「流行りの作品」であることは別のこと。

また別の言葉で「流行り」や「ウケる」を言い換えると、それは「Web小説のメインのターゲット層の興味を惹き付ける」という意味ではないかと思う。
例えばWebでランキング一位の書籍化作品を読んでる読者の、それより売れてるハズの直木賞や芥川賞作品の読書率って多分低いでしょ。
Webないしサブカルの流行りはサブカルの流行りでしかないから、まずはそれが全てだと考えないほうが良いかと思う。
ようは「Web小説のメインターゲット層の興味を惹き付ける」が流行作品または読まれてる作品だとすると「Web小説のメインターゲット層」の部分を意識しすぎなわけですね。

視野を広くすると読者はなにも「Web小説のメインターゲット」だけではないので、「自分が好きなジャンルのメインターゲット」もあるし、熟達してくれば「スレ主さんのメインターゲット」というのも出来てくる。
最後のは、ようは「あなたの作品に期待されてる要素」を好む読者の獲得ですね。
コレが強ければ怖いものなしだし、流行りから外れてようと何も気にならない。けどまあ最初から求めるのはキツいだろうとは思う。

でも、個人的には「読者を意識する」ってのは何も読者の好みに寄り添うことじゃなくて、読者はあなたに何を求めているか を知ることが第一歩ではないかと思うよ。

現代ファンタジーもその前の流行りだった落ちものラブコメも、別に良いと思うよ。
特に現代ファンタジーはまったく問題ないでしょう。今の流行と親和性ないわけではないし、十分流行りに乗れるジャンルだと思うけども。
そもそも「もう遅い系」ってザマァ系だよね。
対して「怪異や異能の現代ファンタジー」ってのは和風現代ファンタジーって受け取っていいのかな。
前者は「物語のテイスト」の話で、後者は「世界観」の話だから両立できるわけで、「和風現代ファンタジーでザマァ系」をすればいいんじゃないのかな。
そうじゃなくザマァ系のノリを書くのに疲れた、読者を気にすることに疲れたってんなら、ザマァ系に求められてる要素を盛り込めば良いだけだから、これってなにも最近できた流行りの要素ってわけじゃなく昔からある要素で、例えばジャンプ漫画のNARUTOなんかも「落ちこぼれで蔑まれてる主人公が、活躍して誰もが認める存在になる」って話で主人公がわかりやすく「それまで蔑んできた相手を見下したりしない」だけで、割と昔から好まれてよく使われてた要素だと思います。
ようは成り上がりの亜種だと思うんで。
似たようなとこでは、「弱者の主人公が修行したり才能を開花させたりして、自分を虐げてきた強者を打ち倒す」みたいな弱者が強者に勝つ展開も、主人公がわかりやすく「ざまあw」と言わないだけで同じ展開ではないかな、と。

こんな感じで、流行りの要素を自分が好むジャンルに輸入してみる、という考えでプロット作ってみたらどうでしょう。
例えば「異世界」なんてものも、ようはマウント取れる別世界があれば良いのだから、明治大正頃から人間の文化と断絶した狐の妖怪の里、とか出せばいいわけで、あるいは文化マウントは取れないけどゲームのペルソナシリーズみたく裏世界的な戦闘・冒険フィールドを考えりゃいい。そこには何故かギルドのようなクエスト受付所があって受付嬢がいて……とか。

「作者が書きたいもの」と「読者が読みたいもの」は別ものだし、よく言われるのは「書きたい作品」と「売れる作品」って悩みだけど、これらは別ではあるけど両立できないわけではないから、単純に「書きたい作品で売れる内容」を書けばいいだけなんだよね。
まあ、それが出来りゃ苦労はないんだけども。
簡単ではないことは確かだけど、うーん……
例えば日常モノや創作部系の漫画・ラノベが流行ってる頃に、流行らない推理モノが書きたいと思った結果「氷菓」っていう学園ミステリが出来たわけだ。
基本推理モノだけど雰囲気は日常モノや部活モノ学園モノで、当時の流行りを踏襲しながら自分がやりたいミステリをラノベの土台に上げた。
とまあ、簡単ではないけど、「流行り」の流行ってる要素をうまく「書きたい作品」に応用していくことを考えてみると良いのではないかな。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 自分が『書きたいか』よりもなろうで『読まれるかを意識してしまう』

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投稿日時:

元記事:女の子が男の子を守るって作品ありますか?

よくアニメ、漫画、ラノベ、ゲームの男主人公は女の子を守ったり支えられて成長する事があります。が、女の子キャラが成長していく作品ってあるのですか?自分はそう言う作品を作りたいので参考にしたいです。

条件としては

①女の子キャラが主人公である事

②物語の初めは不甲斐なかったりする、そのせいで誰かが傷ついたり何かを失ったりする展開があるが、物語が進んでいくにつれて乗り越えていく

③男の子、又は少年のキャラがヒロインのようなキャラクターである事。

以上です。
もし、似たような作品がありましたら参考にしたいのでタイトルと簡単なあらすじを教えてください。戦闘系、ラブコメ系などジャンルは問いません。

上記の回答(女の子が男の子を守るって作品ありますか?の返信)

投稿者 ヘキサ : 2

①女の子キャラが主人公である事

いちおう、BASTARD‼ の作者は「主人公はヤツじゃなくてこの娘、この娘の成長物語なんだよ」と言ってますよ? 信じている人、少ないけど。

②物語の初めは不甲斐なかったりする、そのせいで誰かが傷ついたり何かを失ったりする展開があるが、物語が進んでいくにつれて乗り越えていく

BASTARD‼ のヒロイン、ヨーコは物語開始初期は半人前の僧侶で「男主人公の封印された力を開放する方法」「邪悪を感知する妙に鋭い勘」「姉弟同然に育った男主人公に対する愛情」しか持っていなかったですね。決して頼りなくはないけれど、さらわれたり人質に取られたりも多かった。敵からは男主人公の「弱点」だと見抜かれていたから。

第二部以降、成長して僧侶の高レベル呪文+格闘家としての身体能力でそれなりに活躍。父親が修道僧で母親が魔女、両親ともに国の英雄レベルだから、サラブレッドではあるので、潜在能力はもともと高かった。

③男の子、又は少年のキャラがヒロインのようなキャラクターである事。

封印中は……いちおう、無邪気な洗濯好きのかわいい男の子ですよ?

カテゴリー : キャラクター スレッド: 女の子が男の子を守るって作品ありますか?

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