小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

かろんさんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:主人公への自己投影はどの程度にすべきか

お初にお目にかかります。
当方現在執筆を目指しプロットを複数練っているところなのですが、大半の作品で自分を主人公のモデルにしたり特技や長所などに自分を投影しています。
こういったことはたとえ書きやすくてもよした方がよいのでしょうか。

当方こういった掲示板の使用は初めてなので、何かしら必要なマナー等ございましたらそちらもご教授願います。

上記の回答(主人公への自己投影はどの程度にすべきかの返信)

投稿者 かろん : 0 投稿日時:

 自分はある重篤な問題を抱えているのですが、そこから感じたことをライトノベルに使えるんじゃないかと思ったことが何度かあって、でもそれを自分を知る他の人に読んでもらった時に「ああ、お前ってこういうコンプレックスを持ってたんだね」とか思われそうなのが癪で(実際は作品内のキャラクターに救ってもらおうだなんてことは少しも思ってなくて、単に娯楽のために個人的に扱いやすい題材を取り上げただけなのに)、ずっとできなかったんです。
 まあ、作者を知られなければいいだけなんでしょうけどw

 つまり何が言いたいのかというと、読者に「この設定は作者のコンプレックスから来てそう」とか思われるようなことが嫌いなのであれば、できる限りそれを隠した方がいいということです。

 その方法として、このサイトのライトノベルの書き方のページにもあるように、登場人物と作者の重なる部分を挙げていき、作者の心からそれを消去して主人公の心情を書いていく手法が有効なんじゃないかと仮説を立てています。
 裏付けが取れてないので今後の創作でやろうと考えているのですが、何か参考になればと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公への自己投影はどの程度にすべきか

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元記事:ファンタジーに必要な経済学の資料の返信

基本的にはWikiをザッと見るだけで十分でしょう。
というのも。
狼と香辛料をはじめ、ああした物語は長年による作者の資料収集やフィールドワークのたまものだからです。
初心者ないし多少興味を持った程度の人が簡単に書けるものではありません。
中世の経済や商業、文化や風俗に興味を持って長い間知識をため込んでる人が、その知識の面白さを表現するために小説という形を取っているのです。
読者はよく誤解しますが、決して「小説を書くために知識を集めた」わけではありません。
もちろん、中には「のうりん」のように「書くために資料を読み漁った」という事もありますが、その手の作品と比べればよくわかります。
どちらが良い悪いという話ではないのですが、前者「面白い知識を表現するために小説を書く」タイプはその世界観の設定をよく利用します。経済なら「経済に関わる事件なり問題なりで展開し、経済の知識で問題を解決する」という形を取る。
後者、「小説を書くために資料を読み漁った」タイプは、正直言って単に舞台を書くために資料が必要なだけで、やってる内容は普通のラノベ、専門関係ほとんど活かしてない、なんて事が多い。
繰り返し、どっちが良い悪いという話ではないです。
ぶっちゃけ後者のほうが「ライト」に読めるのでラノベ向きだと思うし。

さて。
そんなわけで、Wikipediaあるいは適当に検索して出てきた解説ページを一通り読んで、そこに書いてある内容だけで「それなりの話」を書けるようになってみましょう。
それで十分です。
でも、きっとこう思ったでしょう。
「いや、その時代のこと何も知らんのに書けるわけないじゃん」と。
「のうりん」など「書くために資料を読み漁ったタイプ」で少し触れましたが、「やってる内容は普通のラノベ」なので、「普通のラノベ」が書ければ、時代背景なんぞ知識として知らなくても書けるハズなんですよ。
「普通のラノベ」を「中世テイスト」にするだけなので。
それが出来ないなら、そもそも「普通のラノベ」を書けるように、まあつまりは「難しいものに手を出そうとせずに、簡単な物語を書けるようになりましょう」ということです。
それが出来てはじめて、「ネタ探し」で専門的な資料が役に立ってきます。
例えば、
http://tadeku.net/78689
こちらのページをザッと読んでみましょう。
「領内にある森は財産」で「役人が管理して」おり、管理されてる以上「密猟があった」。そのうえ「密猟の犯人が修道士というのはよくあること」らしい。
これだけで適当な話が作れますよね。
狼と香辛料に習って経済ネタで考えれば、
「寒くなってきた晩秋、鹿の毛皮が大量に手に入るという儲け話に乗せられそうになる旅の主人公。相手は信頼できそうな修道士だった。乗りそうになったところを偶然居合わせた知り合いの行商人に止められ、密猟だからバレれば罰せられると警告される。一方知り合いの行商人は主人公に別の儲け話を相談し始める。こちらも相当怪しい儲け話。誰を信じるか迷いながら主人公は知り合いを信じることにするが、最終的に知り合いには騙されていたことを知り、損をする。そこへ先の「密猟の修道士」が大勢捕まり、死刑や目をくりぬかれる刑など重い罰を受けることになる者たちを尻目に、主人公は、損はしたが「信用・信頼」の勉強料が金だけで済んで良かった、と思うことにして街を後にすることにした」
と、ちょい長くなったけど、こんな感じで適当にでっち上げられます。
ちなみに、私は世界史は好きだけど中世ヨーロッパの事はそれほど詳しくありません。
そもそも密猟は鹿肉を食うためのようですから、皮などの余り物を修道士が売ったりするのかどうかも知りません。でも話になるから、今は別にそんなのどーでもいいです。
前述した物語の作成例は、上記URLの知識だけです。それを「狼と香辛料」っぽいテイストで組んだだけ。
「普通の物語」が作れりゃ、このくらいならサッと作れるので、Wikipediaや適当な解説サイト眺めるだけで十分です。
それ以上となると、「もともと中世に興味を持っていて日頃から、その手の専門書を趣味で読んでる」というレベルの知識量がないと書けません。

貨幣の価値や相場、変動の仕方、そういうのを知って物語に出すのはいいけどさ。
例えば狼と香辛料で「貨幣の相場」の設定が出てきたとき、それ何のエピソードで出てきた? うろ覚えではあるけど、確か現代で言う所のFX的な為替のエピソードじゃなかった?
つまり。
「貨幣の相場が関係する話題だから貨幣相場の設定が出てきた」ってこと。
で。
「これから作ろうとしてる物語は、貨幣相場が関係する話題だろうか?」と考えてみてくださいな。
もし「そうでない」のであれば、そもそもそんな知識を覚えるだけ無駄だし、書く必要もないんですよ。
「関係ない話題で、関係ない設定を書く」なんてどー考えても不要でしょ?
したら。
ようするに資料ってのは「関係ある設定の知識だけ知ることができれば問題ない」ので、「どういう物語を作ろうか」という「これから知るべき知識の選定」ができてないと、手当たり次第に調べることになり、どーにもなりません。

そういう意味でも、「適当なWebサイトを読んで、そこに書いてある内容だけで話を作れ」というのが適切でしょう。

上記の回答(ファンタジーに必要な経済学の資料の返信の返信)

スレ主 かろん : 1 投稿日時:

返答が遅れ申し訳ありません。
実際に物語に出す訳ではないので、大体どんな感じだったのかと、例が数種類分かればそれでいいのです。
wikiも参考になりますね。ありがとうございます。

自分の作ったキャラクターや住む世界が嘘っぽく見えると、そうした世界でない世界からの異世界転生モノなどを書いている時に、キャラクターが虚無を相手に話しているみたいで怖くて、詳しい人が見て本当にありそうだと思うようなモノなのかどうかちょっと気にしてしまいます(他人の作品を見てもそんな感情は湧かないのですが……)。
神からもたらされた〜とか、魔法で〜とか書けばそれでもういいとは思うのですが。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ファンタジーに必要な経済学の資料

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元記事:文章についての返信

私も「自然に変化させたいと思う範囲で」やってる派かな。
例えばだとけど、一人称で、敬語調と断定調ごったまぜだったこともある。
理由は「その時会話している相手に敬語を使いたい気分だと、自然に敬語調で脳内思考してたりするから」
そういう意味では三人称の時ではあまり変わらなかったな。

ただ、意図的に変えるってのがどう効果的かってのは、正直疑問。
というのは、文体にばっかり目を奪われがちで中身がない話とかが、あまり好きではないから。

ミュージカル調というのでちょっと思い出したんだけど、けっこう前ので悪いけど「仮面ライダー響鬼」で学校生活の一部が何故かミュージカル調だった、ということがある。響鬼はその渋い路線と時々ある意味不明な路線とあと制作側に起きたトラブルやら何やらで良くも悪くも話題になったんだけど、ちょっとその手の暴露本関連やwikiを覗くに、どうも監督が迷走していた気配。

だから、小手先の表現をいじるばかりしか頭にないと、作品自体が完結させられなかったりってことがある(響鬼はそのへんの制作環境マジやばくて終盤大変だったらしいよ……)。あくまで大切なのは中身。二次創作自体は私もやったことあるからチャレンジすること自体は構わないかもしれないけれど、私は「その表現したい内容に最も適切な表現」を求めはするけれど「面白い・面白くない」とかいう基準ではやりません。

あくまで言葉ってのは「人に何かを伝えるための道具」だから。
道具を目的に合わせて自由自在に使いこなすのと、道具で遊ぼうとしてみるのは別だと思ってます。

上記の回答(文章についての返信の返信)

スレ主 かろん : 0 投稿日時:

 返信が遅くなり申し訳ございません!
 響のアレはやっぱり迷走だったんですね……。
 ひとまずストーリーを考えることにします。文章だけなら後から幾らでも変えられるので。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文章について

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元記事:文章についての返信

厳密に言えば、大なり小なり普通にみんなやってることです。
例えば一人称の作品内で視点が変わると、乱暴なキャラの文体は荒く、生真面目なキャラの文体は細かいです。
これはキャラ表現の一環でもあるのでよく目にするし気が付きやすいでしょう。
また、スピーディなシーンにしたいときは改行を多くしたり句読点を少なくしたり描写を省き簡潔に書いたりします。
逆に緊張していたりするときは時間の流れを遅く感じるものなので、不必要なまでにねっとり文章を濃くしたりします。

こうした場面は、おそらく言われてみてば確かにあるかも、と思い出す事があるかと思います。
でも、なぜ言われるまで気が付かなかったのだろうかというと、あからさまに「文体が変わった」と読者に気づかれることがないよう、自然に見えるポイントでやってるからです。
視点主のキャラが変われば文体も変わる、キャラの思考が変わるんだから当たり前、そういう先入観が読者に気づかれにくくしてるわけですね。

それで本題ですが、
こうした文体の変化をシーンごとに「あからさま」にやったらどうなるか。
一人称で書いている場合、主人公が情緒不安定に見えるでしょう。
三人称で書いてる場合、おそらく文体が安定しないため多少の読みにくさを感じると思います。
ただ、「リレー小説」など、そのコンセプトの特性上シーンごとに文体が変わる(というか作者が変わってるので)作品というのもありますから、これを意図的に相応しいシーンに相応しい文体を、と考えれば、そう悪くはないのかな、とは思います。
文体をどの程度変えるか、という程度の問題になるのではないでしょうか。
前述したような程度であれば、当然私もやっています。

上記の回答(文章についての返信の返信)

スレ主 かろん : 1 投稿日時:

ありがとうございます。返信が遅くなり申し訳ございません。
複数の文体を習得し、それが意識せずとも出てくるようにすれば良いのでしょうが、時間がかかりそうですね……。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文章について

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元記事:ファンタジーにおけるMP制についての返信

 こんばんは、のんです。夢のあるシステムですか。かろん様の思う夢と言うのは、宝くじに高額当選するような「もしかしたらとても素敵なことが起こるかもしれない」と可能性に期待してしまう類いのものでしょうか。
 だとしたら、魔法の原理(主に不自由さ)を説明されるのは宝くじに当たる確率を説明されるようなものですね。999回交通事故にあっても生き残ってもう一度交通事故にあう確率と一緒、なんて言われては希望も消えます。逆に当選する人もいることにビックリですよ。

 そんな事あり得ない、そんな上手い話があるわけない。なんて現実的で夢を損なうような要素を排除したいのであれば、「未知」にしてしまえば良いと思います。
 知らなかった世界に飛び込む物語の序盤は、大抵夢と希望であふれていますよね。それはほぼ全てが未知で、無限とも思える可能性に溢れているからです。
 何が出来るか分からない。けれど、これから出来ることが増えていくのは分かっている。となると期待はふくらみます。魔法という言葉と相まって、何でも出来そうな気がしませんか。
 MPが必要なため無限に魔法を使うことはできない。と断言せずに可能性を残して、キャラクター達に魔法の原理を探らせつつ、たまに魔法そのものを進化させてみては如何でしょう。勿論伏線が必要ですし、そればかりではご都合主義になる上、MP制と表面上しか変わらない気もしますが。

 結局のところ演出しだいですかね。宝くじだって手頃に夢を買うことは出来ますが、それを叶えるには途方もない確率の壁を打ち破らなければなりません。その壁を認識したことで夢が消えるというのなら、霧でおおってしまいましょう。
 魔法だって同じです。ルールを説明することで夢が消えるなら、未知にしてしまえばいいのです。もちろん、未知のままでは話が進まないので多少解明することにはなるでしょうが。10回交通事故にあう確率よりも高いと分かっても、まだいけそうな気がしなくもありませんから。きっと大丈夫です。

 最後に。異種格闘技戦のように互いの手札とその相性を吟味した上での化かし合い(?)は、水だ炎だと基本的に手数の多い魔法より、テレポートやサイコキネシスのように一人に一つの能力といったイメージのある手数の少ない異能や超能力の方が良いと思いますよ。

上記の回答(ファンタジーにおけるMP制についての返信の返信)

スレ主 かろん : 0 投稿日時:

 返信が遅くなり申し訳ございません。
 ルールを見せないことも手ですよね。また、可能性というのは大きな参考になりました。例えば、確実に魔法を使うのには足りないものがあるけど、もしかしたらできるかも、という風にすると、夢があると思いました。
 また、一人一能力ですが、よくよく考えたら「ハリーポッター」シリーズのようにホイホイと色んな魔法を覚えられるようになってるのばかり有名ですけど、「とある魔術の禁書目録」のように、科学も魔術も基本的に一人が一つの能力しか使わないというのが本来のあり方だと思います。
 ただ、そうするとライトノベルの文脈に必要な、強さを数字で表すということが若干難しくなりそうですが、鎌池氏のやり方を真似すれば、なんとかなりそうだと思いました。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ファンタジーにおけるMP制について

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元記事:創作における聖典の引用について

 タイトルに関することで3つほど、有識者の方にお聞きしたいことがあって参りました。
 カテゴリー選択は著作権・オリジナリティにいたしましたが、キャラクターについてのものにもなると思います。

1・創作における聖書など、いわゆる聖典の引用は可能なのでしょうか。

2・犯罪者、それもいわゆる愉快犯にあたるキャラに聖典の一節を唱えさせることは問題になるでしょうか。

3・実際に聖典の一節を引用している作品はあるのでしょうか。また、それらが問題となった事例はありますでしょうか。

  なお、2つ目の質問において最もお聞きしたいケースは、「罪を悔いるなどの意図ではない」、「聖典の内容を曲解している(=犯行の免罪符として扱っている)」など、無知でも問題になるかもしれない、という考えに行き着くようなものとなっております。

 問題になるような創作をしなければ解決することであるとわかってはおりますが、ファンタジーではない世界観で、清廉なイメージの強く与える宗教家でありながら、アウトローでもある、というギャップを持つキャラクターを作りたいという欲求が強く、創作する、しない、どちらを選ぶにしろ、納得する理由が欲しいという思いでこの場を借りて質問させていただきました。

 回答のほど、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

上記の回答(創作における聖典の引用についての返信)

投稿者 ワルプルギス : 1

キリスト教に関して言えば、新約聖書の一節に「悪魔が旧約聖書を引用してイエスを誘惑する場面」があるわけです。ある意味3の最たる例ですね。
なので、今更人間の悪人が聖書引用したぐらいでは大した問題にはなるまいと希望的観測。
まあ、もちろん「キリスト教がその悪事を推奨・容認しているわけではない」ことは作中で示したうえでのことですが。

気になるようなら、サタンさんが言っておられるようによく似た創作宗教に置き換えれば言い訳程度にはなります。
商業作品でも『聖教』、『救い主』程度のそれでほんとに別物で通るのかなーって例も見られますから。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 創作における聖典の引用について

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投稿日時:

元記事:セリフと情景描写(?)

文章において
「(台詞)」(描写)「(台詞)」
という形で台詞と台詞の間に「〜する」といった描写を挟む表現があると思うのですが、これについてどう思われますか?
「台詞と描写などの間は改行するといい」というのを見たのですが、実際にこういった表現を見かけるので、何かしら法則性というか「こういう時はこうするといい」というのがあるのでしょうか?

上記の回答(セリフと情景描写(?)の返信)

投稿者 サタン : 0

>何かしら法則性というか「こういう時はこうするといい」というのがあるのでしょうか?
基本的には無いと思うよ。
というのも、正確に言えば「セリフと描写の間は改行するといい」というのも、別にそう決まってるわけじゃないです。
改行したほうがセンテンスがよりわかりやすいというだけで、改行するもしないもただただ作者のセンスです。
私も文法とか細かいことに詳しいわけじゃないから適当だけど、例えば、

彼は立ち上がると「○○は☓☓だ」と言った。

みたいな文章の場合は改行しないほうが文章的には正しい。
でも、正しいからと言ってそれを多用すると文章が詰るし、一文だけならいいけど対象読者の年齢が低めのライトノベルの場合はもっと読みやすくイメージしやすいように整理したほうがいい。
なので、

彼は立ち上がると、言った。
「○○は☓☓だ」

とか、

彼は立ち上がって周囲に目を配る。
「○○は☓☓だ」
そう言い放つ口調には力がこもっていた。

とか、改行して一行一行の行程がわかりやすいようにする。

で。
私の例文に対し 改行しないほうが文章的には正しい と書いたけど、この例文は何故改行しないほうが正しいのか。
それは文章の区切りが関係してきます。
例文は「彼は立ち上がって発言した」というワンセンテンスの文章で、立ち上がって発言するまでがワンセットの文章。
句読点は基本的に文章を区切る役目を担っていて、小説では改行も同じく文章を区切る効果があり、特に「文章を区切る」という意味においては「空行を入れる」「改行をする」「句点(。)を打つ」「読点(、)を打つ」の順で効果を発揮します。
つまり例文は「彼は立ち上がって発言した」という発言含めて一塊の文章であるから、その文章を区切らないほうが正しい、と考えることができます。

同じことがスレ主さんの例文
>「(台詞)」(描写)「(台詞)」
こちらにも言えて、
「セリフ、地の文、セリフ」がワンセットになる文章では、改行しないほうが正しい表現だし、「発言から地の文(キャラの行動など)そして発言」までが一連したワンセンテンスと表現したい場合、改行を入れずに書くということも十分にありえます。
例えば、
「俺って饅頭が怖いんだよね」と言いつつ彼は饅頭を頬張る「うまいうま……あっ怖い怖い」
とか。

ほんで、もっともらしいことを書いたと思うんだけど、これはあくまで私の理解であって、個人的に「こう考えることが出来るなー」と思ってるだけね。
実際はたぶんあまくささんが回答されたように翻訳の関係で原文がそうだからってだけだと思う。
例えば「!」「?」といった記号でも同じことが起こってるし、なんとなく使ってると思うけど「?」にも「!」にも下に点があるでしょ、これ「.(ピリオド)」だから日本語の記号じゃないのよね。日本語に無い記号だから翻訳の関係で日本語でも使い続けてる。あとは三点リーダー「……」とかもだし、そういうのはいろいろある。
なので、基本的にはルールとか法則性とかそういうのは無い。そもそも日本語の扱いじゃないから。
ただ、日本語での表現として作者のセンスがあろうな、という感じ。
で、私の理解はこうですよ、という回答でした。私の理解が正しいというわけではないことには注意してください。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: セリフと情景描写(?)

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投稿日時:

元記事:魅力のわからないヒロインはいれるべきかどうか

自分は平たい胸が好きなのですが、世間一般の男性は大きな胸が好きなはずです。
自分の性癖に忠実に突き進んでモチベーションを優先するか、需要に合わせるか……正直でかいのを好む人がどういった描写で魅力を感じてくれるのかいまいちわかりません。書いた当人が可愛いと思えない要素はどこまで入れるべきなのでしょうか?

上記の回答(魅力のわからないヒロインはいれるべきかどうかの返信)

投稿者 玄翁 : 1

はじめまして。

大まかに言って対処法は二つあると思います。

一つは女性の大きな胸の魅力について研究しきちんと表現する。
ただこれはスレ主さんも危惧しておられる通り、作者の実感を伴わないのでモノにするには困難を極めると思います。

あと実感が伴わない以上、いくら客観的に情報を集めたり研究しても限度があると言うか、魅力を表現するにしても無理が出てくるかも知れません。

もう一つは胸が大きいこととは別の部分で魅力のあるヒロインを表現すること。

誰にでも優しくて面倒見がよいとか、成績優秀スポーツ万能だけどそれを鼻にかけることなく謙虚であるとか、料理が上手で主人公にもわざわざ弁当を作ってきてあげる、近づくといい匂いがするetc、と魅力のある部分を盛り込み、胸が大きい部分は身体的特徴程度の描写に留めることで自身が魅力を感じなくても読者に素晴らしいヒロインであることをアピール出来るのでは、と思います。
(もちろん身体的特徴を表現する際に全身の他の部分と合わせていかに美少女であるかをうまく描写するとか、脇役やモブキャラなんかに「おっぱいも大きいし」「彼女にできたら最高だよな」などと言わせて周囲の評価も高いことをさりげなく表現するなどと言ったことも必要ですが)

まあそもそも文章で表現する媒体でビジュアル面での魅力は表現しにくいので、最初の人物紹介のシーンを乗り切れば、後は場面ごとのやり取りやキャラのリアクションなどで人物の魅力をうまく表現できるかの方が重要になってくるかと思いますが。

しかしサタンさんも仰ってますが、自分が魅力に感じるものを精一杯表現することの方がよほど大事なのかも知れません。
世の中巨乳の美少女が出てくる作品は山ほどありますが、貧乳の美少女の、その魅力が余すことなく表現されている作品などは私は寡聞にして知りません。

いっそそちらの方面に突き抜けたものを作ると言うのもありなのかも知れませんね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 魅力のわからないヒロインはいれるべきかどうか

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