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タイトル:異世界に転生したけどサムライやってますの批評 投稿者: 大陸オオカミ

こんなこと言ったらアレかもしれないのですが、せっかく異世界転生しているのにも関わらず、和風ファンタジーとなっていて、しかも新しい設定なので、本来の『小説家になろう』というサイトにおける異世界転生の良さがあまり見られないのかなと思いました。

 例えば、一発目
 >ゴミのような人生だった
とあって、そのあとに転生して愛に溢れている人生を送っているという形になっていますが、その第一話場面で急に5説明もなく歳という設定で、大太刀を振り回しているという情景が出てきて、かなりうーんという感じでした。
 具体的には、説明があるのは助かるのですが、その説明に脈絡がないというのでしょうか。

 例えば、愛を知りました→王族に転生した→五歳児です→『龍生九子』を鞘に納めたまま振るっています→精神経と立て続けに出て来るので正直読んでいるときは「あぁ、ここがブラバポイントなのかな」って思いました。展開もしかり、読者が完全に理解する前に次の展開へと新しく移ろう感じは人を選ぶかと。

 世界観や設定も、初めの戦闘がどこで行われているのかと思えば、少し下の方で武家屋敷と出て来たので、部屋の中で剣術稽古とはいかに(もしかすると、中庭かもしれないと思いましたが)と思いました。

 あと、転生した後のリューズが少々お口悪い場面が目立ち「五歳児なのになんでなん!?」ってなりました。でも、後々、記憶もそのままに転生しているがゆえに、精神年齢は死んだときのまま引き継がれているのだ理解しましたが、その説明もないまま、稽古相手を一蹴して口悪いまま次の話に行くというのはどうも、なにか違うのかなと。

 つまり、説明の優先順位が、物語の中で作者さまがつけた優先順位と、本来異世界転生するさいに必要な説明の優先順位がミスマッチを起こしているがために読みにくく感じるのだと思います(これはあくまで私の主観だから気にしないでほしい)

 ミクロからマクロにという形で物語を広げるのも大ありだと思います。ですが、何でもありになりやすい異世界の場合において必要なのは、やはり世界観や大まかな設定などを優先して先に説明したうえで、広大な世界観の中で動く『登場人物』をそれにリンクさせていくのが良いのかなと思います。

 要はマクロ(設定)からミクロ(人物)へと縮小するように説明する方が、この場合は物語の筋道が立ちやすいのかなと思います。

 なので、もしも、帰るのであれば、ヤマトという国と周辺の取り巻く環境に触れたうえで(なぜなら、作中の中で他の国にスポットが当たる場面が出てきたりするため)、主人公の取り巻く環境や現状を説明する方向の方がしっくりくると思います。

 あとはあらすじですかねぇ。
 興味を引くようにしているのかと思いますが、これを見ただけではどんな世界でどのようなことが起こるのかというのが分からず。ただ単に「あぁ、なんか後継ぎがハーレムつえ―するだけか」みたいな感じになります。

 もう少し詳しく書いて、他の作品と具体的にどう違うのか、キャッチコピーなどつけてみるのもいかがでしょうか?

 すいません。欠点ということで書かせていただきましたが、本当に応援していますので、これからも更新頑張ってください!

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