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タイトル:終末に抗ってみよう。の批評 投稿者: 清弥

第一章を読ませていただきました。まず簡単な感想を一言言わせてもらうと、滅茶苦茶面白いです。凄い私好みの小説でした。人類滅びる一歩手前の状態からどのように抗っていくのか、とても楽しみに思えます。

 文章の方ですが、これは普通に大丈夫です。というより上手だと思います、少なくとも私よりも。ただ、地の文の説明が多く動きがあまり頭に入ってきません。流石に漫画のように……とはいきませんがもう少し動きのある文章でもいいのかなーと思いました。特に主人公が目覚めてレヴェオを殺す過程をもっとスピード感のある構成にしても良かったのではないでしょうか。
 面白かった部分としては、世界設定の説明や登場人物の会話等が挙げられます。その中でもネメリアと主人公との対話がすごく好きでした。内面の表現がよく表現されていると思います。

 一章まで読ませていただいて、この人はバトル物よりもヒューマンドラマな物語を書くのが得意なんだろうなと思いました。人の感情、思考、心の闇を読者に感じさせるのが上手な反面、動的な文に関しては苦手としていると客観的に思います。それでも私的にはかなり面白かったので、次回作を期待しつつ読ませていただきます。
 感想を書く機会があまりなく、他の方と比べて随分と曖昧なものとなりましたがそこのところはご容赦お願いします。ミツムさんのお役に少しでもなれたら幸いです。

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