由斐レギナさんの小説を2話まで読ませていただきました。
努力されていることが窺えます。
特に話のアイディアが良くて、スゴイなと思いました!
欠点を申し上げれば、主人公に共感できないので、ここは改善された方が良いかと思います。
ユノはタイトル、あらすじにもあるように、失恋した腹いせに世界を破滅させようとします。これは主人公ではなく、悪役の動機です。
主人公は、読者に好きになってもらえる存在、応援してもらえる存在でなければなりません。悪を行っても良いのですが、その動機は善でないと、共感してもらえません。
例えば、漫画デスノートの主人公は犯罪の無い平和な世界を作るために、犯罪者を片っ端から殺します。やっていることは悪ですが、動機は善なので、彼を応援しようという気持ちになれるのです。
ユノに共感してもらうためには、例えば、「ルキアに父親が殺された。父親を復活さえるために世界を破滅させねばならない」といった、世界を破滅させる動機を家族愛などにする必要があります。
キャラクターは悪役が好きです!
主人公を振ったルキノの性格が下衆でよかったです。
文章は心理描写が良いです!
主人公の悔しい気持ち、世界を憎む気持ちが良く伝わります。
次の話もとても楽しみです。応援しています!
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