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タイトル:武器商人は忙しいの批評 投稿者: t

こんにちは(1→12話)まで読みました。
月並みですが、いつどこで才能が開花するかは誰にも分かりません。今から書くことはあくまで数ある意見のひとつです、鵜呑みにすぎないようにしてください。

書き始めて3年の人にも10年目の人にも最初の3カ月は訪れます。
執筆を始め今日で丁度3ヶ月ということで。
実力としては中の中あたりで、才能については分かりませんが、作品(商品)の完成度と作家としての地力どちらも、現時点でプロは厳しそうでした。やり続けていくことで道が開けるかもしれません。
楽しく小説が書けているならそれは才能があるということ、プロになるならないは別として、書くのが楽しくなくなるまでやってみるのもいいのではと個人的には思います。

1-12まで読んみて、”キャラが弱い”です。
これはストーリー、設定、舞台、演出、文章といった物語を構成する要素のひとつとしてキャラが弱いではなく。ストーリー、設定、舞台、演出、文章などで、書ききれていない部分のしわ寄せがすべてキャラにいってしまっている状態になります。

日本にゴブリンが現れてからゴブリンが危険な存在だと日本中に認知されていきます、ミサイルを撃ち込んだあたりまでは面白く読めて良かったです。そこがピークで、この後の展開は主人公が都合よく動かされている印象が次第に強くなり、回を追うごとに尻すぼみになっていました。

文章面ではテンポよく書けていて読みやすい反面、感情移入するところがほとんどなかったです。多視点でテンポよく書かれているので、全体像を理解しやすいのもあって。ネット小説とは相性が良いのですが。小説は文章で表現しますゲーム漫画アニメ映画とは違います。
上位アマでもプロでもいいので多視点で描かれている作品の文章を読んでみると、あきらかに中身が違うと思います。今は記憶に残り辛い文章という点で、文章の研究と勉強不足を感じます。

ゴブリンが日本に現れ武器商人が解決していくというアイディアは、オリジナリティを感じさせます。ネタは良いのですが。
まず桜島と主人公を切り離して進行させてしまったところが悪手でしたね。桜島でゴブリンが繁殖して大変なことになるのにその現場に主人公がいないから、この場面の魅力が伝わってこないんですね、果物で例えるなら、蜜が詰まった一番おいしいところを逃してしまっていましたね。
それか、タケじいを美少女設定にして、短剣が擬人化して美少女になってハーレム展開になっていくとか。武器商人としての経験値をわりと積んでいる状態から桜島の件が発生して斜め上の発想で解決していくとか、そういう物語に対する分かりやすい魅力がなかったのがなんていうか、今のままでも話としては繋がるのですが、作品を売り物(商品)としてみたときにセールスポイントが作れてなかったかなと……。

応援しています。何かの参考になれば幸いです。

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