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タイトル:能力者たちの物語in世界戦争の批評 投稿者: 平野ハルアキ

『溢れる冷気』まで拝読しました。
大変申し訳ありませんが、かなり厳しいコメントになるかと思われます。
ご気分を悪くされるようでしたら、無視して頂いて構いません。どうかご容赦を。

包み隠さず正直に申し上げまして、世界観について行けません。

『平和と言う割には治安が悪い』『クリスマスやナチスと言う現実世界の単語が出て来る』点は、うっぴーさんの指摘に完全同意です。
捕捉しますと、その後『軍事用品がショッピングモールで売っている』『路地裏で軍属らしき小隊規模の勢力が襲い掛かる』『スマホと言う単語が出て来る(まるっきりおかしい訳でもありませんが、かなり現実寄りな印象を受けます)』などの描写まで出て来ますので、余計に悪化しています。
少なくとも私は、この物騒な世界を『楽しい国』であるとは到底思えません。

また『熾国』にて、『ここの人はそれぞれ「天使」「悪魔」「人間」「獣人」に区別され~』と出て来ます。
この作品における『天使』や『悪魔』とは、どのような存在なのでしょうか?
説明がなされていない以上、読者はそれぞれが抱いているイメージに従って読み進めるしかありません。

私は天使と聞いて『言葉通りに天の使い、天界に住む清浄なイメージの存在』を思い浮かべましたが、実際の作中『片翼の氷女』では、『ケンカを仲裁してくれた人物に対してナイフを取り出し、突発的な追い剥ぎを試みる男』として登場。私のイメージとは大幅にズレていましたし、結局『天使』とはどのような種族なのか、余計に分からなくなってしまいました。

悪魔も同様です。ソフィアは『わけあって片翼の』悪魔との事ですが、そもそもこの世界における悪魔の外見が描写されていませんので、

一、悪魔には翼が(多分背中に)左右二つ生えているのが普通だが、彼女は片方しか生えていない。
二、悪魔には翼がないのが普通だが、彼女は片方だけ生えている。

どちらであるのかが分かりません。

その後『悪魔と天使と』にて、事前説明にはない『妖精』が出て来るに至り、混乱に拍車が掛かってしまいました。
全体的に、もっと地に足の着いた説明が欲しいと感じました。

その他、気になった点。『溢れる冷気』にて。
『まず5人が前に出てきた、そしてその他は銃を構え撃ち始める。段階的に体力を減らすつもりなのだろうか。』
つまり、どういった狙いを持った戦術なのでしょうか?
『段階的に体力を減らす』とは? 何故、上記の戦術でそれを達成出来るのか? 全く分かりません。

以上です。失礼しました。

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