ドラコンと申します。軽く流し読み程度ですが拝読しましたので、感想を申し上げます。
大変失礼ではあるのですが、貴作の印象は以下の通りです。
「可もなし、不可もなし」
特に印象が残りませんでした。
また出だしは、主人公が銅貨をタンスの間に転がしてしまうところです。それに、最後のほうでも金貨10枚、銀貨20枚を貰っています。
ですが、作中世界の物価が書かれていません。銅貨1枚で何が買えるのかを、もう少し具体的に書かれても良いのではないでしょうか?
主人公の主家、クラゴス家は、善意ではなく、教会にいい格好をしたいがために、主人公を引き取ったわけですよね? そのくせ、さんざん虐待をしています。
でしたら、クラゴス家がこのまな何事もない展開は、どうかなと存じます。
主人公を追い出したことで、没落するか、逆に危機に際して「追い出したはず」の主人公に救われて、「改心」して主人公の援助者になる、という展開はいかがですか?