ボードゲームまで読みました。
辻村深月氏のツナグを思わせるあらすじを感じましたが、実際読むと……
まず1話丸々を世界観説明に使っているのが勿体ない。
私はSFというか未来の科学を考えるのが好きなのでサラっと読みましたがそれは少数派で、大抵の人は小説として面白みの無い説明文に飽きてブラバするかと。
ただ作者が「俺の考えた最強SF世界」に酔ってるだけにも見えます。
こう言った設定はストーリー中で小出しにしていくか、設定をもっと簡略化するかです。
かと、思えば2話以降もよく分からない展開が続きます。
いや、結局殺さ(夢を見させ)ないんかーい!!というところまで3話続く。
主人公の「さて、また一ヶ月やり直しだ。今度もちゃんと続くだろうか」も死にたさを感じませんし、理由が特にないというのも死にたさを感じません。
仮に誰も本気で死にたい人などいないみたいなストーリーにしたいのだとしてもそれなら逆に主人公を死にたがりにするべきです。