五話まで読みました、感想を述べます。
文章は読みやすいですし、ストーリーもテンポよく展開され、五話までスッと読めました。
しかし、主人公は夢なのにも関わらず、必死に少女達を守るのが違和感がありました。確かに美少女に泣き付かれれば、守ってやりたいとは思いますが、主人公の認識の中では夢の中の出来事。
夢の中なのにあたかもその出来事が現実で起こってるように憤ったりするのか、甚だ疑問です。
個人的にはなんらかの方法で痛みを知覚し夢じゃないことに気がつく。とか、そう言う描写があってもいいと思います。
キャラクターには過不足なく感情移入して読むことができました。
気になる点といえば、junhonさんが言ってた。異世界が舞台の鬱ギャルゲーというのがあまりピンとこない点でしょうか。鬱ゲーとギャルゲーは共存できないもののようにも感じます。
総評しますと、文章力は読みやすく、話のテンポも良くスラスラ読めます。キャラもこれから掘り下げられ魅力が増すことと思います。ただ、舞台設定が分かりにくいので、少女と共に実験所から逃げ出すゲームみたいな方が理解しやすいと思いました。
以上です。