とりあえず10話目『告白』まで読ませていただきました。
ボコボコにして欲しいと言うことですので厳しめに(ニヤリ)。
ストーリーとか文章表現にはそれほど問題は無く、読める内容にはなっています。
ただ、句読点が多いと感じますね。ここいらないんじゃないかと思うところが多いです。
まぁ、これは作者さんのこだわりとかあるかもしれないので、それほど大きな欠点ではないでしょう。
一番大きな問題は物語の構成だと思います。
4話目までも前世の描写が続くのはどうかと思います。
せめて一話に納める。もっと言えばクライマックスの部分だけ抜き出して、第1話で目が覚めるところまでは持っていく。
第1話は読者さんを得られるかの非常に重要な話となります。
その後もほぼ日常の描写が続くだけなので、さっさとみんなが前世の記憶を思い出してパニック(みたいな展開になるのかな?)に持っていった方がいいでしょう。
端的に言うとヒキが弱い。もっとドラマチックさが欲しい。
この辺はキャラの魅力や文章の上手さで補える場合もありますが、さすがに本作にはそこまでの力はありません。
以上、自分の所感でした。