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タイトル:シンセティック・シューター (仮題)の返信の返信の返信 投稿者: ワルプルギス

飴に関して言えば、そもそも「罪を犯した魂がホムンクルスにならなければどうなるのか」を設定すれば見えてくるかと。

例えば、『罪を犯した魂は悪魔に拷問されるという罰を受けることで本来のルート(転生or天国)に戻れる』という設定にすれば
ホムンクルス契約によって3者はそれぞれ

魂:錬金術師の元で働くことで、悪魔による拷問を回避でき、最終的には転生or天国行。
悪魔:魂を錬金術師に貸すことで拷問という仕事をさぼったうえで契約の対価まで得られる。
錬金術師:悪魔へ支払った対価の見返りに、労働力としてホムンクルスを得る

というコストとメリットがあると見えてくるわけですね。
脱走対策も「逃げたら悪魔が魂を回収する(=悪魔による拷問が始まる)から」で終了。錬金術師が悪魔よりはマシな扱いをしている限り、魂から見ればメリットがある形。

魂の行方にかんする飴だけでは遠すぎるなと思ったら、身近な飴を錬金術師とホムンクルスの労働契約で与えればいいですね。
お小遣いと自由時間があれば自分の趣味でリフレッシュできます。
シャロならお酒の現物支給でもよさそうですね。錬金術師なら蒸留酒も作れるでしょうし。

この辺含めて、今のプロローグのように速攻で受け入れるのではなく
世界観の説明+シャロ⇔ユークリッド間の契約を結ぶまでを第1話にするのはどうかと提案します。
態度が大きかったり、酒を盗み飲みしてるのも「ユークリッドが甘い顔してるから」より「そういう契約です。嫌なら働かないけど?」のほうが依怙贔屓されてる感が薄くなるかも、という計算も含めて。
最初からそんなにシャロ優位の契約を結ばせてはくれないでしょうから、
初期はメイドとしての契約を結んでおき、ユークリッドがピンチになったところで戦闘員としての契約を結びなおす形ですかね。

後は、他のホムンクルスが出る予定がないってところが引っ掛かりました。
他のホムンクルスと会わないということは、この世界におけるホムンクルスの数が相当少ないのかなと推定します。
ホムンクルス保護協会や脱走防止措置の設定は良いと思うのですが、ある程度ホムンクルスが普及してる世界向けの設定だなと思います。
特に保護協会は、保護すべきホムンクルスが少ないと、仕事がないのに予算だけ食いつぶす機関になってお役所的利権の臭いが漂い始めますね。
このへん、どういう社会にしたいのかというイメージにもですが、キャラ付けにも関わります。
シャロが特殊なホムンクルスであることを強調するなら、普通のホムンクルスと比較するのが印象付けやすいわけで。

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