小説のタイトル・プロローグ改善相談所『ノベル道場』

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タイトル:読了しましたの返信 投稿者: 田中一郎

読了いただいたようで、ありがとうございます。
こちらで頂いたアドバイスを元に、冒頭にアレクとリューリの偵察シーンを入れて、まず話をスタートさせてから設定語ろうかなと思い至ったのですが、申し訳ないことに見事に手が回らずそのままにしています。
また一章の文量が増えるでしょうが、その点はwebではあまり気にしないで良いのかなという印象をポイントの変動を見て受けました。とりあえず掴んでしまえば、構成よりもひとつひとつの展開なのかなと。ちなみに戦闘回以外の連続と主人公苦戦でガクッと落ちました。ダブル効果で1/10です、想像以上でした。またweb公開する時は教訓にしたいと思います。

・アリアンロッドRPG
初耳でした。セブンフォートレスは大昔にリプレイを少しだけ読んだ記憶が。その勇者というとエクセレントウォーリアーでしたっけ? それだけ覚えています。 
F.E.A.R.の手がけたTRPGとはそのぐらいしか縁がありません。もっぱらD&D、ソードワールド、あとはクトゥルフとかのルーンクエスト系システムでした。
アリアンロッドが2006年、セブンフォートレスが1996年ですか。平成は遠くなりにけり。要はレトロなTRPG風ということですかね? さすがに私も現代ラノベでムアコックやワイス&ヒックマンやらのマネをそのまましようとは思いません。今の読者に受け入れられるようかなりゲームに寄せていますから、ほぼ正確な見立てという気がします。

・時間を無駄
TRPG風に言うなら、魔王の魔法はまず物理と魔法全遮断の結界で相手を閉じ込めて、次のターン最後にダメージが来てから結界が解除されます。そして続くターンのイニシアティブは失う、といった感じです。無駄と指摘された勇者の行動は全遮断されているターンに全て行われているとお考え下さい。次のターンはイニシアティブを取った行動として移動、魔王はターン最後に剣を取る、という流れだとご理解下さい。

・三ヶ月
移動時間をお忘れだと思います。三ヶ月ずっと戦い続けていたわけではないですし、RPGと違ってフィールド歩いてると敵が湧いてくるわけでもないです。魔王城に向かう前に一度、遠征(冒険)して、帰還してすぐに旅立った感じです。
戦争映画などでも、戦友が戦死した後に兵士として以外の面を知るようなシーンはいくらでもあります。たとえ戦場でも三ヶ月共に過ごした程度で何から何まで長年の友人のように不足なく振る舞えるほうが私には不自然に思えます。
あとキャラクターがご自身が考える最適行動を取らなくて気に食わないというのはあるでしょうが、思い上がってる若者達が、それゆえに失敗する流れですからその点はご理解下さい。
hexaさんがお気楽に乗り込む気にならないのはよく分かりますよ、私もそうですから。ただ彼らは超常の力を自覚している英雄的なキャラクターですので、警戒に警戒を重ねて石橋を叩いて渡る小市民的行動するならギャグの方がふさわしいかなと思います。真面目にやって大ヒットしたゴブリンスレイヤーという作品もありますけど、彼は勇者ではないですから。

・エミリアの影
エミリア成分が足りなすぎるという声もありましたので、人の感じ方は様々だなと興味深く思いました。リア友で言いますともっと語れ派は女性ばかりで、男性は気にしない人がほとんどでしたね。
確かにリューリはエミリアの影に引きずられて、彼女のようにありたいと思って不器用なりに真似してる現れが「冗談」であったりします。命令を言い訳にして、惹かれる気持ちをごまかしているのですが、その現れがいつまでも「宝珠」を使わないことなのです。命令があるから仕方なく一緒にいる、という自己欺瞞ですね。
そこからの解放を象徴するのが「宝珠」の使用であり、自分の意志だと認めた上での冗談だったり好意の表明なのですが、うまく伝えられなかったようで自らの力不足が残念です。

・伏せすぎ
そう言われるほど伏せた気はないのですけど何についてでしょう? 例に挙げられた件と事件の真相ぐらいしか思い当たりませんが、それに関しては最終盤まで引っ張る都合があります。
あと多分誤解があると思いますが、解放され制約がなくなると色々と便利にはなりますが、純粋な戦闘能力は落ちる設定です。制約の代償で増幅されていた身体能力分が失われますので。最後に伝承という形でちらっとだけ書いているので誤解は致し方ないところかも知れませんが、枝葉の設定ですから、それでかまわないと私は認識しています。

・ペアでハードボイルド風
なかなか鋭いですね。続編を書くとすればこの路線で考えています、というかそっちを先に思いついたのですが。コブラ&レディinファンタジーって感じの盗賊物が最初期案でした。さすがにタバコくわえた盗賊男女バディ物は露骨かとそれが勇者に代わって、物語の背景を考えていたらとんとんと一本物語ができてしまった感じですね。外伝を先に書いてしまった風。
実はこの失敗は以前にもしたことがありまして、最初のひらめきを元に設定を起こしている段階で「先に起きた事件」の物語が湧いてくるんですよね。それを無視できないで先に書いてしまうという。やはりというか何というか、閃きに素直に従ったほうが良いのもが書ける気がします。
この辺りに詰め込みすぎる要因があるのかも知れません。
あとは建国物とか、ダークヒーロー物とか、戦記物とか、このワールドの物語のアイデアストックだけはしてあるのですけど、時間置くと腐りそうなもの優先しているせいもあり、ちょっと筆が追いつきません。消化しようとしてアイデア詰め込んでも二の舞ですし。
ちなみに今は全く関係ないミリタリー物書いてます。多分その後は近未来SFバトル物になるでしょう。近未来SFミリタリーバトルの誘惑には何とか打ち勝ちました。

感想ありがとうございました。

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