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恋は一昨日の記憶から

スレ主 ラーメン好き太郎 投稿日時:

目的:趣味で書く

要望:欠点の指摘歓迎!

キャッチコピー:たとえ記憶を失っても、あなたを想う。

カテゴリー:一般文芸

あらすじ

※疑問のある所には数字を打っています。その疑問については設定の方に書いてますのでそちらをご覧下さい。

※かなり内容を割愛しています。

高校2年の夏、主人公の笹森翔太はもうすぐ夏休みを迎えようとしていた。しかし、修了式後翔太は交通事故に遭い、かなり珍しい障害を抱える。【特定日外記憶喪失(とくていじつがいきおくそうしつ)】。現在から特定の日にち前以外の記憶を失うというものだ。①翔太は、現在と一昨日の記憶以外を失ってしまったのだ。(今日が4日なら2日の、5日なら3日の記憶だけを憶えている)そのショックで翔太は夏休み期間ずっと家に引きこもってしまった。幸い毎日友達がお見舞いに来ていたので、家族や友達の記憶を失わずに夏休みを終えた。②

一方、ヒロインの七瀬唯は小さい頃からのトラウマのせいで、圧倒的な記憶力を持っており、その力を使い、名門校に入学したが高校2年の学力に追いつけず、翔太のいる高校に転校することになった。だが、転校を控えた夏休みの8月17日、自宅の階段から転落。頭を強く打ったが、特に異常はないと判断された。だが本当は【特定日境記憶喪失(とくていじつきょうきおくそうしつ)】と言う障害を患っていたのだ。これは、発症から特定の日にち前を境に記憶を失っていくのだ。唯の場合は、一昨日の8月15日を境にどんどん記憶を失うことになる。だが、唯は圧倒的な記憶力を持っており、被害はほぼ100%無いから異常は無いと判断されたのだ。

そして夏休みが終わり、翔太はショックから立ち直り、学校に登校。「毎日の出来事を日記に書こう。」という考えを持って。唯もその日から翔太の通う学校に登校した。案の定同じクラス。そして案の定翔太の隣の席。そして唯は翔太に一目惚れしてしまう。記憶力の良い唯は毎日欠かさず翔太のことを記憶していた。そして、翔太も唯と話していくうちに好意を抱いてしまう。だが翔太は忘れていた。自分が患っている障害を伝えることを。

そして時は流れ(尺稼ぎタイム)高校2年のクリスマス。噴水広場の前で翔太は唯に告白をする。「唯の事は一生忘れない。だから俺と付き合って下さい!」「…ぷっ、なにそれホントに〜?……うん。いいよ!」唯は喜んで承諾した。(その日翔太は日記に告白されたことを書いた) そしてまたまた時は流れ(尺稼ぎタイム)高校3年のある日の夏、翔太は重大なミスを犯す。二度寝してしまったのだ。一昨日の記憶を思い出す前に。すると一日分全ての記憶を失った翔太が生まれる。そしてその「記憶有り」「記憶無し」が繰り返されることになってしまった。しかもその日は唯が翔太の家に来る予定なのだ。翔太に会った唯は涙を流す。翔太の親の発言や、翔太の日記を見てそこで初めて、唯は翔太の障害について知ることとなった「…………忘れてんじゃんか……ばか…………」

そして、高校3年のクリスマス2日前の23日、唯は翔太へのクリスマスプレゼントを買って帰ろうとした時、軽トラックに撥ねられ意識不明の重体に。23日の翔太は記憶が無く、ボケーっとしていた。次の日の24日に病院へ駆けつけ見守っていたが、夜までは居座ることが出来ず、とぼとぼ家へと帰り、疲れたのか玄関に入ったあたりで眠ってしまった。クリスマス当日。先に目が覚めたのは唯。だが様子がおかしい。検査の結果、特定日境記憶喪失と診断された。悲しむ母の記憶もない唯はそのまま家に帰ったが、唯は何を思ったか出かけてしまう。夕方頃に記憶が無い方の翔太が起き、ふと手に持っていた日記を見た。『唯と一緒にクリスマスを送る』これを見た翔太は何かを感じ取って、ゆっくりと家を後にした。

翔太は行先も分からぬまま、歩き続ける。壁にぶつかりながら、電柱にぶつかりながらも歩き続ける。そして、人にぶつかった。両者倒れ込む。翔太は直ぐに起き上がり、また歩き続ける。『……なにかを……何かを忘れてる気がする…………あれは………そう………ゆ………い……………ッ!!』

「唯!!」翔太は全てを思い出し、そこに倒れている唯を抱きかかえる。翔太はまだ唯の障害を知らない。だが、なんとなく、理解したのだ。「忘れててごめん!!俺、バカだ。大好きな人を忘れるなんて、しかも、唯までこんな事にさせちまって……!」

「……つい……た……」
「え?」
唯が指さす先には、噴水。
「ここは、噴水広場……!」

唯は無意識にあの思い出の場所に来ていたのだ。

「…ごめん!だから、思い出してくれ…」
「もう、唯の事は一生忘れない。だから……!!」

「……!!」
泣き崩れる翔太。その顔を優しく唯の手が触れて言った。

「………『今度こそ』……約束だよ?」

「………!!」

二人は涙を流し、抱き合った。

キャラクター

笹森 翔太(ささもり しょうた)
主人公。高校2年生。誕生日は11月2日。どちらかと言うと内気な性格。だけどいざとなればしっかり者になっちゃう。

夏休み前にとある事故で頭を打ち、【特定日外記憶喪失】になってしまう。そのショックで引きこもってしまう。だが、毎日の友達のお見舞いにより、元気を取り戻した翔太は始業式から学校に行くことになった。そこで転入してくる七瀬唯に出会い、どんどん好きになっていく。だが、自分の障害について話すのを忘れており、これが後にややこしい事になってしまう。

七瀬 唯(ななせ ゆい)
ヒロイン。高校2年生。誕生日は2月11日。元気っ子。優しい一面を持つ。

父から「記憶力が悪すぎてイライラする」という理由で虐待を受けてきたことなどが原因で無意識に全ての出来事を記憶してしまうようになってしまった。9歳あたりからずっと毎日の出来事を記憶している。父と母は離婚し、唯は母と二人暮ししている。その記憶力を武器に名門校に合格。だが、2年生になった辺りから学力がついて行かず翔太がいる高校へ転校することになった。転校を控えた夏休みの8月17日、自宅の階段から転落。【特定日境記憶喪失】になってしまう。が、その圧倒的な記憶力のせいで、医師にも気付かれず、異常は無しと判断された。その後、高校に転校すると。隣の席の翔太に一目惚れしてしまう。そこからさりげないアプローチが始まる。

その他のキャラクターはテキトーです。とりあえず上の2人さえいれば完成します。

設定(世界観)

①Q記憶のリセットの条件は?
A寝たらリセットされます。気絶したりしてもリセットされます。長い時間気を失ったりしていたらその時に応じてリセット日数が増減します。なお、唯のも同じような条件です。

②Qなぜ家族や友達全ての記憶があるの?
A修了式の前日に親戚の結婚式があり、その夜にはクラスのみんなで集まってあそんでいたからです。

設定
・現代の日本を元にしてる(つもり)
・実際こんな記憶障害はありません(多分)

作者コメント

はじめまして。ラーメン好き太郎です。
趣味で小説を考えてみました。10秒程で思いついた内容ですので、矛盾している点や謎すぎる点などがあると思いますが、そこは優しく指摘してくれると嬉しいです。

今回は【記憶】という所に焦点を当ててみました。特殊な記憶喪失を持った2人がどのように繋がっていくのか、はたまたどのようなハプニングがあるのか、と言うような感じを出したかったです。はい。

それでは感想&指摘待ってまーす。

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