俳句添削道場(投句と批評)

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春雨や舗道を浸す粒の音

作者 ワイス  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

都会の喧騒を静める春の雨を詠いました。

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「春雨や舗道を浸す粒の音」の批評

回答者 腹井壮

ワイスさん、こんにちわ。コメントと添削ありがとうございます。参考になります。
舗道にせよ歩道にせよ描写が弱くなるので賢明な判断をされたと思います。ただ、雨粒が路面にうちつける瞬間に「粒」と表現してもあまり感動はないですよね。どんな季節の雨であれ人間は雨を「粒」として意識的あるいは無意識に認識していますから。では霧雨ならどうか。見た目にも皮膚に当たった瞬間にも粒の感覚が伝わりづらい。当然、粒から意識が離れる。そして最後に霧雨だって雨なのだから粒だと言い切る着地点なら読者も納得しますが。上五に霧雨を斡旋しても無季にも季重なりにもなりません。私はワイスさんの師匠ではありませんので最後の判断は御自身でされて下さい。

点数: 0

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「春雨や舗道を浸す粒の音」の批評

回答者 かぬまっこ

おはようございます👋😃☀コメントの言葉を入れました。

🔷春雨や都会鎮める粒の音

でも、この句は嘘です。なぜなら春雨は弱く細い雨です。雨音はしないと思います。それとも溜まった雨水の音でせうか❔

点数: 1

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「春雨や舗道を浸す粒の音」の批評

回答者 腹井壮

ワイスさん、おはようございます。
かぬまっこさんから季語の御指摘がありましたが都会の喧騒を鎮める雨ならば春の雨は適さない季語だと思います。但し、道路に落ちた瞬間の音にまで細かくディテールを再現しようとする意図なら季語は春の雨で正解と思います。私が気になったのは「粒」です。俳句を始めて間もないのに小さな所まで描写しようとする姿勢は非凡な物を感じますが雨は粒の状態で降ってきますので粒は不要な2音に思えます。それとせっかくここまで細かい所まで拾いこんだのなら「舗道」ではなく「路面」にしたほうがよろしいかと思います。

点数: 1

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「春雨や舗道を浸す粒の音」の批評

回答者 腹井壮

ワイスさん、こんばんわ。句の内容は作者が決める事なので問題はありません。ただ俳句は文語なら文語に口語なら口語に統一する原則があります。それゆえ切れ字の「や」を使うと自動的に全体を文語体にせざるを得ません。「浸す」は口文関係なく変化しませんが「染みる」「滲みる」「沁みる」は口語で文語は「染むる」「滲むる」「沁むる」に変化します。これに関しては自分の得意分野ではないので未だに調べつつ作句をしています。

点数: 1

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