かたぐるま羽を休めて涼みけり
回答者 ハオニー
季重なりが悪い、なんてことは一切ありません
季重なりの名句は、探せばたくさん見つかります
ただ、ものすごく失敗しやすいだけです
この句、「扇風機」「羽を休める」「涼む」と、言葉のイメージがかなり重なっていることの方が厄介です
意外性がない句だと、季重なりだからよくないという(俳句初心者~初級者の)一般論で、ダメな句と判断されやすいものです
「涼む」と「羽を休めて」という表現を信じて、「扇風機」ではないものにすると、意外性が出ます
をり、は「存在する」のほかに「座る」なんて意味があるため、かたぐるまにはふさわしくないため、切れ字「けり」に変えました
肩車の羽って何だ!?
あ、上の人の腕のことかな?
確かに、じっとしてる方が涼しいかもね
...と、読んでくれる人がいることに期待しました
(結局、季語1つしかないけれどそれは些細なこと←)
点数: 1
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わざと季重なりの句にしました。
季語、特に人事の季語は沢山あって、良い句が出来た!と思っても、よく見ると季語が二つと言うことがよくあります。「汗拭いてアイスで活を草野球」なんて。
俳句ではないよ、川柳だよとすればよいのかな?