「耳澄まし無音の世界に風薫る」の批評
回答者 いなだはまち
らい。様
どうぞ、よろしくお願いいたします。
御句の観賞から。
無音の世界は、耳にキーン!と音を感じることがあります。
岩に蝉の声がしみて、静けさを感じるのと逆の感覚です。
句のイメージは、真っ暗闇の世界。
そこへ風が薫る、真昼の世界。
聴覚からまえぶれもなく視覚と嗅覚の世界へ引っ張り出された感じです。
かぶと虫の幼虫が、急に掘り起こされたような感覚の句です。
始めは、あまりご自身のイメージに凝らずに、見たままをベースに詠んで、少し詩を足すようにされては如何でしょうか。
上五中七で映像が浮かばず、添削もどうしたらよいのか分かりませんでした。🙇
点数: 2
添削のお礼として、いなだはまちさんの俳句の感想を書いてください >>
図書館などのまるで自分一人でいるようなくらい静かな空間にいる時、風の音や車の音、全ての音が聞きやすくなる。まるで、この世界を聴いているみたいだ、ということを表したかった。