水たまり七色に染め五月晴れ 回答者 かこ 2020年07月06日 読み手が俯いて水たまりを見ていたのなら、最初に水たまりと持ってこないと分からないと思います。五月晴れと最初にすると、そこで既に読み手の目線を空に向けてしまいます。 句の評価: ★★★★★ ★ 点数: 1 いいね!(+1点) 添削のお礼として、かこさんの俳句の感想を書いてください >> この批評を非表示にする この人をブロック
梅雨で雨が続いて憂鬱な気分だったが、ある日中休みのように雨がやみ、空が晴れた。地面には、長続きしていた雨でできた水たまりがたくさんあり、その水たまりには虹が映っていた。憂鬱な気持ちだったなか、虹を見ることができて、心まで晴れたような気がしたという意味を表したが、本当にこの俳句で伝わるか心配だ。
五月晴れとは、梅雨の中休みの晴天を表す季語なため、梅雨で空が晴れたことを表すと同時に、梅雨で憂鬱になり曇っていた心も晴れたことを表した。
七色は虹を表している。「七色に染まる 水たまり」で、この人は水たまりを見ていたことがわかる。水たまりは地面にあるため、空を見ていたのではなく、下を向いていた。下を向くことは、元気がある時や明るい気持ちである時ではなく、嫌なことがあった時や暗い気持ちの時になると思った。そのため、「水たまり」という言葉でこの人が憂鬱な気持ちであったことを表した。