「梅雨迎え短い髪や坊主狩り」の批評
回答者 ピンクよっちゃん
『坊主狩り』という印象的なフレーズが目にとまり、読ませていただきました。
この『坊主狩り』を字義通りに受け取れば、通称「坊主頭」と呼ばれる極端に髪の短い人たちを、あるいはやや蔑称的に「坊主」と呼ばれる僧侶たちを、捕らえてまわるか殺してまわるという事になり、それはそれで大変興味深い景ではあるのですが、句全体を見てもコメントを読んでも、そのような禍々しい行為に結びつくものは何もなく、これはもしかしたら単なる「坊主刈り」の書き間違いではないかしらんと思い至りました。
その前提で推敲案をいくつか提示させていただきます。
「梅雨に入り坊主頭の気持ち良し」
つゆにいりぼうずあたまのきもちよし
「入梅や短髪さらに坊主刈り」
にゅうばいやたんぱつさらにぼうずがり
「短髪を坊主刈りへの梅雨入かな」
たんぱつをぼうずがりへのついりかな
「短髪を坊主頭に刈る梅雨入」
たんぱつをぼうずあたまにかるついり
四句目は中七から下五への句またがりになります。
梅雨入(ついり)は俳句独特の言い方で日常では使われません。
推敲されるときの参考にしていただければ幸いです。
お名前とコメントから察するに外国の方でしょうか?もしそうであれば、日本語の習得とともに、俳句をおやりになるのは素晴らしい事だと思います。楽しみながら頑張って下さい。陰ながら応援させていただきます。
点数: 1
添削のお礼として、ピンクよっちゃんさんの俳句の感想を書いてください >>
鬱陶しい梅雨がやっときましたが、髪が短くするかと思い、実は坊主した方がいい気持ちです〜ご指導ご添削お願い申し上げます🤲