俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

枯れ木蔦絡み取りたり虎落笛

作者 鳥越暁  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

虎落笛/(もがりぶえ) 三冬
助詞の省略で三段切れではありませんので、あらかじめ・・・。

最新の添削

「枯れ木蔦絡み取りたり虎落笛」の批評

回答者 丼上秋葵

こんばんは。
ご無沙汰しております、おくらです。

拙句「黒猫」の句にご批評を賜り、ありがとうございます。

戴いた提案句は、「黒猫」の「向かう先」が読み手の想像力〈物語の想像力〉に委ねられており、どこか童話のようなメルヘンティックさが感じられます。怪談と同じ位、童話が好きな私にとっては、とても素敵に感じられました。ありがたく頂戴いたします!

ですが、一応、詠み手としての私がどのような気持ちで原句を作ったのかに関しましては、大泉洋二郎様作「寅さん」の句へのコメントに詳しく述べさせていただいたので、よろしければ、ご覧になってみてください。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

「コンクリートの土塀」と「虎落笛」の大きな違いは何かと問われれば、それは、【〈異物〉に対する懐の深さ】だと、私は考えます。

前者がすべての〈異物〉を固くなに拒絶し、跳ね返そうとするのに対して、後者は〈異物〉そのものを我が身に取り込み、よりその強度を増してゆきます。

一見、ぽきっと折れてしまいそうな華奢な風体をしているのにもかかわらず、「枯れ木」
であろうと「蔦」であろうと貪欲に「絡み取り」、その姿を強固にしていく様は、無機質な「コンクリートの土塀」にはとてもできない日本的な受容性の高さが感じられます。

ひゅーひゅー鳴きながらも、大事な家を護らんと向かい風に立ち続ける「虎落笛」が、私は好きです。

その本質を、視覚的情景描写として上手く切り取られた御句も好きです。

勉強させていただきました!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、丼上秋葵さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「枯れ木蔦絡み取りたり虎落笛」の批評

回答者 04422

句の評価:
★★★★★

こんばんは!
本当にお久しぶりです。お元気ですか。
お待ちしていました。
拙句にコメントありがとうございます。ましてや褒めてもらえるとは・・・
御句景は良く浮かびますが枯れ木蔦の意がよく分かりません。枯れ木と蔦ではなくて枯れ木蔦の事ですか。激しい風に枯れ木も枯れた蔦も飛んで行ってしまっていると捉えて良いのか分かりませんでした。この場合季語二つの使い方の良し悪しをご教示いただくと勉強になるのですが・・・
このまま戻ってください。かこ様もご一緒に。お願いします!
まだまだ人様の句意を読み取ることがなかなか出来ません。

点数: 1

添削のお礼として、04422さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

横綱も土俵を割るや台風に

作者名 岸本義仁 回答数 : 1

投稿日時:

逆縁の残しクレヨン牽牛花

作者名 輝久 回答数 : 3

投稿日時:

淡い恋りんごの花の白きもと

作者名 優子 回答数 : 4

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『枯れ木蔦絡み取りたり虎落笛』 作者: 鳥越暁
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ