愛犬が庭で臍出し風光る
作者 白井百合子 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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「愛犬が庭で臍出し風光る」の批評
回答者 腹井壮
白井百合子さん、こんばんわ。いつも御世話になります。
別に謝る事はないんですよ。あの句は自分自身の事か他人を見ている光景なのか第三者にははっきりと判別できないですからね。
さて、原句は犬が風を浴びなががら春を感じているのですね。春の到来は犬にとっても嬉しい物でしょう。
気になったのは助詞の事で俳句や本格川柳では「でばがには」を使う時には慎重にと指導されます。なぜかというと説明的なイメージになってしまうからです。実際に原句をよく見ると「が」と「で」を二つ使っている為やはり説明的になっています。また、犬は普段服を着ていないのでお臍を出しているのは当たり前で仰向けになっている事を想像させるように仕向けなければなりません。そうすると
臍丸見せの庭の犬風光る
と破調させて表現するしかありませんでした。参考程度に。
点数: 1
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暖かくなってきたら家の犬は庭でひっくり返って遊んでいます。