「あやす母警報音や皐月の蠅」の批評
回答者 気まぐれ亭いるか
佐伯凌駕、こんにちは
またのご投句嬉しいです!
御句拝読しました
本句、「警報音」や「皐月の蝿」等色々と趣向を凝らそうとする努力の跡が見られて個人的には好意が持てる一句です
しかし、少し捻りすぎていて気になる点の方が大きく出てしまった印象でしょうか
まず一つ目、三段切れのようなリズムの悪さと中七が上下どちらにつくか不明瞭な表現になっているように感じます
二つ目、「警報音」をそのまま表現されているのでどうしても誤読の恐れがあります
りようするなら「めく」「ごとく」「ような」といった直喩が必要かと
三つ目、「皐月の蝿」が聴覚に訴える季語なので「警報音」とどうしても安易に五月蠅いとつながってしまい詩情が弱まるかな、と
四つ目、「あやす母」の必要性、全体的に句が窮屈になっているので焦点を絞り句全体を緩める必要を感じました
五つ目、下六、俳句での字余りは大体上の句に持ってきて、残りの七五でリズムを取り戻すのがスタンダードかと
それらを踏まえましてひとつ
蠅の中サイレンめける夜泣きかな
上手くはないかもしれませんがまずはこのあたり位整えて推敲を始めるのもよいかもしれませんね
以上、今後ともよろしくお願いいたします
点数: 0
添削のお礼として、気まぐれ亭いるかさんの俳句の感想を書いてください >>


句意:母があやしても泣き止まない赤子の声は警報音のようにうるさい。