「カーテンをひらりとめくり銀世界」の批評
回答者 ヒッチ俳句
こんばんは。
初めまして。
俳句に興味がお有りですか?
御句拝見致しました。
結論を先に申し上げますと「銀世界」は残念ながら俳句に於ける「季語」ではありません。確かにこの言葉は一般的に降り積もった「雪景色」を表現するのによく使われますが、なぜか俳句の季語ではないのです。(歳時記
に記載がありません。)
この言葉に近いのが「雪景色」ですが、これは勿論冬の季語と成ります。
御句の場合、季語は含まれていない句と成りますが、575の体を成していますので俳句であると言うことは出来ると思います。(無季俳句=季語を含まない俳句)
ただし、ご自身が「銀世界」は季語でしょうかと気にされているので、やはり季語のある俳句をお詠みになりたいのだと推測します。
本句を拝見します。
作者は冬の朝、起き掛けに窓のカーテンを静かに開けると、外は一面の銀世界だった。その感動を句にされたのですね。
せっかくですので、いくつか季語を入れて参考になればと言う意味で置かせて頂きます。(参考にならない時はスルーして下さいね。笑汗)
○カーテンを残して+季語(雪景色)
カーテンを開けて眩しき雪景色
○銀世界を残して+季語(冬の朝)
誘ふや銀世界へと冬の朝
冬の朝銀世界へと誘はれ
余り良くはありませんので、後はご自身で色いろ試してみて下さい。
またのご投句を楽しみにお待ちしております。
点数: 0
添削のお礼として、ヒッチ俳句さんの俳句の感想を書いてください >>
カーテンをめくって見た雪景色を俳句にしました。銀世界という言葉がこの句で適切か評価していただけると幸いです。