俳句添削道場(投句と批評)

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ぬばたまの夜や発光の梨を剥く

作者 辻 基倫子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

梨は食べてとてもおいしいですし、剥くと勾玉のような半透明の白がいいと思っています。その思いを「ぬばたまの夜の発光」に託したつもりですが、伝わるでしょうか。「梨」に挑戦して3年目ですが、まだまだみたいです。

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「ぬばたまの夜や発光の梨を剥く」の批評

回答者 慈雨

辻基倫子さま、こんばんは。
御句拝読しました。「ぬばたまの夜」は詩歌で王道の表現かもしれませんが、詩的で佳い措辞ですよね!
意味も分かりますし、共感できる句です。キラキラしたような白は梨ならではですし、それを「発光」と捉える感性がすごく素敵だと思いました。
食べる前に見とれてしまうような気持ちが伝わってきます。

「発光」が佳いですねと言った後でアレなのですが、同時にこの描写が気になりもしました。何というか、「暗い夜と白い梨を対比してますよ」という作為が伝わりすぎる感じがしてしまって。

・梨剥けば射干玉の夜の灯りけり
うーん、これだと真っ暗闇の中で梨を剥いてる変な人になってしまいますかね(汗)。
中途半端なコメントでごめんなさい、ヒッチさんやこの後の皆様のコメントも見て勉強させていただきます。

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「ぬばたまの夜や発光の梨を剥く」の批評

回答者 ヒッチ俳句

句の評価:
★★★★★

こんばんは。
勉強させて頂きます。
御句読ませて頂きました。
あの表面の白い輝き、なんとも言い難いですね。それをまるで「発光」しているかのようにとされたところがいいと思いました。
ただ、この語順ですと梨が剥かれる前から発光していると読めませんか?
○ぬばたまの夜に光りをる梨一片
とかなら分かるのですが、、、
また、梨の白い輝きと対比させ夜の暗さを強調するための枕詞ですが、その為だけの五音ですからねぇ。少し勿体無い気がいたしました。
よろしくお願い致します。

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添削対象の句『ぬばたまの夜や発光の梨を剥く』 作者: 辻 基倫子
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