俳句添削道場(投句と批評)

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川風も溶くる頃合ひ芋煮会

作者 辻 基倫子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

寒い河原で、芋煮会を始める様子を詠みました。芋が溶ける時、川の風もすこし緩むように感じるかな、と思い、その様子を表現しました。

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「川風も溶くる頃合ひ芋煮会」の批評

回答者 こま爺

こんにちは。

川風が溶けるというのは詩的な表現ですね。河川敷の風景を強調していますね。

問題は上五の「も」でしょうか。「も」は川風までもが溶けると芋煮の煮え具合を強調しています。
「川風の」とすると川風が溶けつつあるゆったりした時間の経過を強調しています。私的にはのが良いのではと思います。

ご参考迄に。

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添削対象の句『川風も溶くる頃合ひ芋煮会』 作者: 辻 基倫子
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