「東風吹けば在りし日思い出巡りけり」の批評
回答者 あらちゃん
ソテ様おはようございます。
そこはかとなく寂寥感が漂いますね。
『在りし』を省略して詠んでみました。
東風吹くやかの思ひ出の巡りくる
句意に合っているかわかりませんが、よろしくお願いいたします。
点数: 1
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作者 ソテ 投稿日
回答者 あらちゃん
ソテ様おはようございます。
そこはかとなく寂寥感が漂いますね。
『在りし』を省略して詠んでみました。
東風吹くやかの思ひ出の巡りくる
句意に合っているかわかりませんが、よろしくお願いいたします。
点数: 1
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回答者 イサク
こんばんは。はじめまして。
俳句初心者様とおみうけします。
御句、季語ひとつはありますが、五七五のリズムの乱れが気になります。字余りという方法はあるものの、初心者のうちはリズムを正しく身に着けたほうがよいと思います。
リズムの整え方ですが、御句のように無理に「けり」を使う必要はないので、そのあたりから。
たとえば
・在りし日の思い出巡る東風吹けば
語順を倒置してみました。
次に俳句の内容、たとえば「在りし日」と言われれば「思い出」だということは、みなさんわかると思います。逆に「思い出」といえば「在りし日」のことでしょう。
ということは「在りし日」「思い出」を両方使うのは説明しすぎなので、どちらか省略することができそうです。
・東風吹けば思い出多き九十九里
省略した音数で、東風の吹きそうな風景を適当に足してみました。
この形なら東風の吹く五音の地名ならなんでも入りますよね。ソテ様の思い出の地名に変えてみて試してください。
伝えたいことはもっといっぱいありますが、本日はこのあたりで。
点数: 3
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回答者 なお
ソテさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。全体に切なさが漂いますね。
先にイサクさんが的確なコメントを置いていらっしゃいますので、少し違うことを。
「在りし日」とありますが、これをどう取るか。もちろん、俳句は読み手が想像して鑑賞するものですので、色々な受け取り方があっていいとは思います。
ただ、私としては、作者が思ったように受け取って欲しいと思います。
在りし日には、二つの意味があります。一つは、単に「昔」のこと。特に、「そこに住んでいた日々」みたいな感じでしょうか。
もう一つは、ある人の生前すなわち生きていた日々のことです。亡くなった人の面影を偲ぶ場合です。
御句、どちらでも取れますし、それでいいのですが、ここは「添削道場」ですので、初心者のうちは、投句に添えるコメントに、詠んだ時の心境とか風景を書いて、それが伝わるか聞いてみるのもよろしいのではと思います。
また聞かせてください!
点数: 1
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