俳句添削道場(投句と批評)

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神の子ら素麺さらす寒夜かな

作者 大浦美津子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

長崎の隠れキリシタンの里は神父様が製法を伝えそれが今も生活の糧として続いています。神の子を隠れ里とするべきか迷いました。

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神の子ら素麺さらす寒夜かなの批評

回答者 三日酔いの防人

かのこ様、こんばんは。腹胃壮様御指摘のとおり、神の子では地方までは想像しづらいと思いました。また素麺の季重なりについてさらす、干すとすれば十分に避けることができます。しかし、素麺という字面が強力すぎるのでやはり避けるべきかと・・・そこで素麺ではなく、ただの麺とします。そこに地名を足せばいかがでしょうか。地名ネタは素直に地名を入れた方が伝わると思います。
島原の白き麺干す聖夜かな
と提案させて頂きます。キリストさんを前面に出してみました。
私も一句失礼します。
麺を干す里の聖歌は響きけり

点数: 2

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「神の子ら素麺さらす寒夜かな」の批評

回答者 腹井壮

かのこさん、お待たせしました。

長崎の外海地区の素麺作りの情報が少ないためかなり推測が入りこんでいる事を御理解ください。

まず、原句時代に問題はほぼ問題がないと思います。
秋から冬にかけて食品を乾燥させるのは日本の風物詩ですので季重なりは気にしなくてもいいと思います。
ただ、昼夜の寒暖差を利用して素麺を干しているなら時間指定のある「寒夜」という季語は理屈に合わない事になります。
ですので時間指定のない冬の季語に入れ換えるか

神の子の干す素麺や〇〇〇〇〇

の〇〇〇〇〇に五音の冬の季語を当て嵌めてください。
「や」で切って光景を切り替えているので季語の選択肢が大きく広がり歳時記を開く楽しみがあります。

ちなみに隠れ里だけで隠れキリシタンをイメージさせるのは難しいと思います。

点数: 3

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「神の子ら素麺さらす寒夜かな」の批評

回答者 腹井壮

かのこさん、こんにちわ。

お久しぶりです。

昼夜の寒暖差を利用して素麺を乾燥せている光景と想像しました。

北海道のとあるメーカーラのラーメンや福島の滲み餅あるいは高野豆腐も同じ原理ですが、長崎で同じような事をしているとは存じておりませんでした。

原句では素麺と寒夜の季重なりになっている事、コメントにある隠れキリシタンや長崎という固有名詞を入れるのが難しそうな事が気になります。

それでは添削が出来上がりしだいアップ致します。

点数: 1

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