俳句添削道場(投句と批評)

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仲秋の名月夫婦で仰ぎみる

作者 岸本義仁  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

仲秋の名月。まん丸で赤く輝いていた。
思わず夫婦で空を仰いだ。

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「仲秋の名月夫婦で仰ぎみる」の批評

回答者 なおじい

岸本義仁さん、こんにちは。
御句拝読しました。微笑ましい、夫婦仲睦まじい光景が浮かびます。

ただ、「厳しくしてください」とのことですのでお伝えします。俳句としては、状況報告と言うか、日記的と言うか、詩情がないところへ持ってきて、気になるところがいくつかあります。

一つ目は、「仲秋の名月」です。これは一般によく言いますが、仲秋も名月もそれぞれ独立して秋の季語です。
また、二つめは、「めいげつふうふで」と中八です。絶対ダメということはないようですが、そうしない努力が足りないと思われるような。

三つ目は「仰ぎみる」です。世の中に、月を見下ろす人はいません。言わずもがなです。

ここでは仲秋よりも満月がきれいだったことが印象と思いますので、

・名月や夫婦喧嘩はお預けに

類想かもです。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削対象の句『仲秋の名月夫婦で仰ぎみる』 作者: 岸本義仁
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