「遠き友思いしたたむ暑中見舞い」の批評
回答者 なお
岸本義仁さん、こんにちは。
御句拝読しました。
もう立秋を過ぎてしまいましたので、正確には残暑見舞いですが大丈夫ですか(笑)?
まあそれはそれとして、遠くの友からのハガキは思いがけなくて嬉しいですよね。
ただ御句、「暑中見舞い」という季語に、新年の「賀状」もそうですが、「遠くに住む人の安否・消息を心配している便り」という意味があります。近くにいる友なら直接会えばいいですし、そもそもどうしているかと思っているからお見舞いを出すのです。
要するに、原句では季語の説明になっているというか、重複しています。
暑中見舞いの説明より、例えば、どんなことを書いたかとかを詠み込みませんか?
あとそれと、原句では「暑中見舞い」が下五に来ていて六音、できれば避けたいです。
・自作の句添へて暑中見舞いかな
・駄句添へて暑中見舞いの葉書書く
点数: 2
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遠くに住む友達に、どうしているかと思い巡らし暑中見舞いを書いている。