「風薫る箱に納むる兜かな」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
悪い句ではないのですが、
季語「風薫る」は文字通り薫るような風を感じる季語で、屋外の風景と合わせやすいです。
この「兜を箱に収める」というのは屋外でやっているのでしょうか?
若干季語とその他の部分が風景としてちぐはぐしているように感じます。
句の内容としては中七下五が言いたいことだと思いますので、上五の季語を再検討するのが早いかと思います。
・初夏(はつなつ)の箱に収むる兜かな
・夏きざす武者人形を仕舞ひけり
点数: 1
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
初節句が終わり、次の出番まで兜は箱の中。天気の良い日に来年への願いを込めて仕舞いました。